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NHK『40周年プレミアム「クローズアップ!サザン」』を見て

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8月8日、NHKで放送された『40周年プレミアム「クローズアップ!サザン」』を視聴しました!

結論から先に。実に素晴らしかった!

デビュー40周年の節目を迎えた今年、20年ぶりのベストアルバム(公式には “プレミアム・アルバム”)『海のOh,Yeah!!』のリリースとそれに伴うメディア出演はあったものの、まさかの夏のツアー無しというスケジュールの変則ぶりに驚き、いろいろと心配になっていたのも事実でした。

しかし! 本放送を見たことでその思いも杞憂に終わったのです。詳しくは後述します。

この番組は2018年7月某日にNHKのスタジオにて行われたスペシャルライブの模様をメインに、随所にメンバーコメントを挟む形で放送されました。

まずはライブのセットリストをば。

〈TV放映された曲目〉

01. 茅ヶ崎に背を向けて
02. いとしのエリー
03. YOU
04. SEA SIDE WOMAN BLUES
05. 闘う戦士たちへ愛を込めて
06. 壮年JUMP
07. 涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVE~
08. 東京VICTORY
09. ミス・ブランニュー・デイ (MISS BRAND-NEW DAY)
10. HOTEL PACIFIC
11. みんなのうた
EN1. LOVE AFFAIR~秘密のデート~
EN2. 勝手にシンドバッド

演奏曲のうち、「女呼んでブギ」「せつない胸に風が吹いてた」「愛の言霊」「汚れた台所」「My Foreplay Music」「真夏の果実」「匂艶 THE NIGHT CLUB」が放送ではカットされた模様。
どれも聴きたかった曲ばかり…。

    セットリストは、6月25,26日にNHKホールにて行われたワンマンライブ『キックオフライブ2018「ちょっとエッチなラララのおじさん」』に準じたものとなっており、一部楽曲の入れ替わりや新曲を加えた以外に大きな変化は無し。
    これは神セトリです!
    それだけにTVで見られる曲が限られてしまったのは残念だったけど、いざ見てみたら大満足

    いきなり「茅ヶ崎に背を向けて」とは随分マニアックな…と意外だったけど、予想外だったのはこの曲くらいで残りの選曲は(放送でカットされた曲も含めて)比較的王道な印象。
    当時ライブDVDを買った『おいしい葡萄の旅』のような攻めたセットリストも好きですが、やはり王道のヒットパレードは純粋に熱く盛り上がれるなと今回改めて感じました。

    サポートメンバーは動員していたものの、キャパシティの都合もあってなのか演出が最小限で良かったです。
    序盤の「いとしのエリー」やハイライトでの盛り上げナンバー「みんなのうた」辺りはキーの高い部分がキツそうだったけども、それ以外ほぼ全ての曲で桑田さんのボーカルワークが好調
    今回のライブでは62歳という年齢を感じさせない高音の伸びが印象的でした!
    Bメロの高音連発が肝である「HOTEL PACIFIC」なんか特に聴いていて気持ち良かったです。

    レコーディングでは桑田さんがベースを弾くことも多いけれど、今ライブでは関口さんのベースが冴えまくりでカッコよかった。
    メンバーコメントの部分で桑田さんも関口さんのプレイを絶賛していたし。
    弘さんの力強いドラム然り、こういう部分にロックバンドとしてのサザンを感じますね。

    一方で、毛ガニさんのパーカッションがピックアップされる機会が少なかったのは少し残念。
    さすがに「勝手にシンドバッド」では賑やかにパーカッションが咲き乱れていて、最後の最後でようやくメンバー全員にスポットが当たったのでホッとしました。
    挿入されたメンバーコメントの中で桑田さんも「毛ガニがいなくても音楽は作れる」と冗談混じりに話していましたが、初期の「奥歯を食いしばれ」、原点回帰たる名曲「Young Love(青春の終わりに)」などのような毛ガニさんの演奏を押し出した新曲を作ってほしい願望はあります。

    全体通してバラードが意外と少なく、サザンのメモリアルイヤーらしい多幸感に溢れたアッパーなライブだったのも良かったです!
    “現代のキラーチューン” として生き続ける往年の名曲の数々も、ひとたび聴き入れば大切な思い出が次々とよみがえってくるので、良い意味でのセンチメンタルさもありましたね。

    先ほども触れましたが、ライブのみならず要所要所のメンバーコメントもグッときます。
    各人のコメントの端々からは5人組バンドの枠を超え、サポートメンバーやスタッフも一丸となってエンターテインメントを作り上げる一大プロジェクトとしての強固な絆を窺い知れました。

    桑田さんが語った「新曲を作ることがポップグループの命であり、モチベーションであり、勝負するべきところ」という言葉には、40年間J-POPシーンのトップを走り続けてきたサザンだからこその重みがあって、衰えを知らない創作意欲に頭が下がります。
    こうしたメンバーの熱い思いを知ると、序盤で述べた心配は全て杞憂だったなと確信できます。
    次の新作がより楽しみになりますね。

    また桑田さんの新曲制作に関するスタンスから改めて思ったことですが、サザンを筆頭にMr.Children、B’z、小田和正さんといった音楽シーンのトップを走り続けるミュージシャンの何が凄いって、自ら手にした一生分以上の偉大な業績にさえ驕ることなく、今もなおミュージシャンとしての自己ベストを更新し続けているところだなと。
    天賦の才能はもちろん、そうしたポテンシャルを120%に引き上げる彼らの人知れぬ努力は並大抵のものではないと思います。

    だいぶ話が逸れましたが、とにもかくにも最高の70分間でした!
    やっぱり僕はサザンの音楽が大好きだと改めて感じましたし、シンプルな構成ながらも良い番組だったな。

    最後に、サザンオールスターズの皆さま、これからもずっと素敵な音楽を届けてください!

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