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コブクロ「KOBUKURO LIVE TOUR 2023 “ENVELOP”」2024.1.25-26 東京ガーデンシアター(振替公演)

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ついに行ってまいりました!
コブクロのライブツアー『KOBUKURO LIVE TOUR 2023 “ENVELOP”』より、10月に予定されていたツアーファイナルの振替公演にて人生初の2days参加を決行いたしました。

元々はさいたまスーパーアリーナでの千秋楽に参加する予定だったのですが、皆さんご存知の通り黒田さんの入院という出来事があり、結果として幸いにも完全中止ではなく延期という措置が取られたことでこの東京ガーデンシアター公演を観ることが叶ったのです。

チケットの再抽選では1日目(セミファイナル)のみの当選だったものの、今回だけは何としてもツアーの終わりまでしっかり見届けなくてはという謎の使命感に駆られ、何とかツアーファイナルの分もゲットすることができました(この決断を後押ししてくださったフォロワーさんに感謝です)。

付近ではビリー・ジョエルの来日公演もありましたが、ここは迷わずにコブクロにすべてを捧げる形で。

同一ライブの複数公演を観るというのは本当に初めての経験でしたが、1度観るだけでは気づかないステージの細かなポイントにも着目できたり、開演前に沢山のX(Twitter)のフォロワーさんにお会いできたこともかけがえのない財産になりました。
おかげさまで学生時代最後の素敵な思い出を作ることができ、感無量でございます。

前置きが長くなるのもアレなので、さっそく2日間の流れを追っていきましょう!
(今回は完全な時系列ではなく、両日の美味しいとこ取りをしたダイジェスト的構成となります。)


この2日間を気持ちよく迎えるべく、大学の最終セメスターの授業課題をすべて完了させ(正直大変な年末年始ではありましたが…)体調もバッチリ整えた上で今ライブに臨めたので、なんだろう…もう何の後悔もなく燃え尽きられました
1日目の朝からほとばしる晴々とした気持ち。澄んだ青空を見上げるだけでたまらない気分になります。

国際展示場駅付近にある「パナソニックセンター東京」では、来年2025年に開催予定の大阪・関西万博のコーナーも設置されており、図らずもミャクミャク殿に遭遇できましたw
“当たり前にライブを観れる 1月末を想像できるかい?”

負けないように 枯れないように…(アーティスト違う)
これ、臨海副都心エリア内に所在するシンボルプロムナード公園のオブジェでして、元々木々が立ち並んでいた場所を整備する形で2020年3月に広場として生まれ変わったのだそう。
一見シュールなモニュメントですが、海外からの観光客も想定した日本らしさの象徴として設置したのだとか。
万博に向けて活気づきそうだな~!

有明ガーデンに向けて歩いていく途中で、またしても大きな広場に遭遇。

広大な敷地の正体は東京臨海広域防災公園といって、広域防災拠点および防災学習施設「そなエリア東京」を有する国営/都立公園です。
災害発生時には首都圏広域の現地対策本部としても機能するとのことで、避難所ではありませんが平時にはいつ襲い来るかわからない大地震へのシミュレーションの役割も果たします。
正月早々に能登半島で起きた震災の被害を踏まえ、日頃からの備えや防災意識の重要性を思い知らされますね…。

そんなこんなで有明ガーデンに辿り着き(早く来生たかお)、両日ともにショッピングモール5Fのレストラン「Chez コバラヘッタ」にてお昼ご飯。
お手頃な値段で南仏料理を美味しく味わうことができました! ご馳走さまです🍴

昼食後、1日目はグッズ売り場にてツアーパンフレットを購入し、興味深いリアレンジ座談会のページを筆頭に穴が開くほど熟読する時間に充てていましたが、ファイナルの日は先述の通り沢山のX(Twitter)フォロワーの方々とお会いできるご縁に恵まれて。
合計で8名ほどのコブクロファンの同志たちとお話しさせていただけたのですが(1日でこれだけの人数の趣味仲間と会うのは初めてですね)、本当に皆さん素敵な方でした。
またライブで会える日まで、どうかみんな元気で。ありがとうございました!

ファイナルはそんな夢のようなひとときも経験しつつ、両日ともに18時近くに入場。
いつもながら、会場中に響き渡るJames Taylorの楽曲ほどピースフルなものはないですね。


さて、今回のライブツアーは昨年3月にリリースされたシングル「エンベロープ」を引っ提げたものですが、ツアーパンフによると「エンベロープ」という楽曲の世界観を意識しつつも結成25周年オーディエンスとのコールアンドレスポンスなども意識した選曲になっているとのこと。

セットリストについては後ほど詳しく触れていきますが、今ツアーは何といっても小渕さんの歌声の復調、そして予期せぬ黒田さんの入院という二大トピックスでもって語るべきではなかろうかと。
黒田さんについては病み上がりということもあって時折キツそうな場面もみられましたが、小渕さんがしっかりと歌えているだけでこうも違うか…というくらい、ここ数年のライブとは明らかに別物な印象でした。
観客の熱い盛り上がりも相まって、久々にこれぞコブクロといえるライブになったのではないかと思いますね。いやもう率直に大満足です。

今回ベーシストとしては不在の寛雄さんが引き続きリアレンジ楽曲の編曲に全面参加しており、相変わらずその仕上がりが素晴らしかったのも特筆モノ。
ツアーパンフにも書かれていた制作側の狙い通り、“どれも原曲とは全くの別物でどちらにも違った良さがある” という感覚を地で行っているのが改めてすごいなと。
今後の新曲のアレンジ作業においても、「編曲:山口寛雄 & KOBUKURO」とクレジットされるレベルでガッツリ関与しても新鮮で面白いんじゃないかとさえ思いましたね。


さぁそれではお待ちかね、セットリストの振り返りに参りましょう!

開演時間になり会場が暗転すると、「焚き火の様な歌」のスタジオ音源をバックに能登半島地震の被災地への義援金寄付のお知らせがビジョンに映し出され…1日目はこの時点で情緒がヤバかったのはここだけの話。

じきにバンドメンバーの面々、コブクロの2人が登場し、音を重ね合わせていく過程で何やら聴き覚えのあるドラマティックなギターフレーズが…
これこそが今ツアーのオープニングを飾る「Starting Line」の旋律なのでした。
原曲の持ち味を残しつつも大胆なリアレンジによってテンポアップし、1曲目にふさわしい躍動感のある編曲・演奏がなされていました。
今ツアーのリアレンジ曲はどれも全体的にロックテイストが強調されていたのですが、ライブトータルでみてもバンドのグルーヴ感が過去のどのライブよりも圧倒的なものだったように感じます。
特に1日目、お2人が登場して目の前で歌っているという事実だけでもう既に涙腺がヤバかったのは言うまでもありませんが、25周年という節目における意気込みを感じさせるこのチョイスにもグッときました。

そこから「君という名の翼」「Soul to Soul」とアッパーな曲が続きますが、両日とも特に小渕さんのパートにおける歌声の復活具合には本当に感慨深いものがありましたね。
『Star Made』ツアー以降、音程を取ることにさえかなり苦心していた印象がずっとあったものの、今ライブではそんな心配は無用。嬉しくて涙が出そうになりました。

最初のMCは黒田さんの入院エピソードも交えながら進行していきましたが、特に1日目の舌好調ぶりは半端ではなかったですね…笑
この2daysのトークはいずれも普段以上に笑わせてもらいましたw

続いてインドっぽい摩訶不思議なイントロを経て演奏された「両忘」、未音源化にも関わらずもはや定番曲となりつつある「雨粒と花火」と盛り上がる流れが続きます。
前者も近年のトレンドっぽいEDMサウンドを基調としたアレンジですが、後者のオリエンタルな歌謡ロックテイストは特に今の若者にウケる要素しかないと思うので、ぜひ今年リリース予定のオリジナルアルバムのプロモーションにてプッシュしまくってくださいませ。

コロナ禍でのライブを振り返ったMCを挟んで演奏された「Star Song」は涙腺にきましたね…
あの時期、体調が戻り切っていない中でどう大学生活を楽しめばいいかと試行錯誤する過程で、当ブログの人気コンテンツ「やた散歩」が生まれたわけですが、辛い中この「Star Song」とともにいろんな場所に行って眺めた景色や青空を思い出すと、学生時代の終わりにこうしてライブで聴けたことに胸がいっぱいです。

久々の演奏となった次の「大樹の影」では長いイントロで小渕さんが卓越した三線の腕前を披露し、ラムジーさんの和太鼓とともに楽曲の持つ世界観を広げてくれました。
いやしかし改めていい曲だな…

さらに、次曲は特にアレンジを変えたわけではないがきっといつもと違って聴こえる…とのMCを経て演奏されたのは自身最大のヒットシングル「蕾」
なんと全パートの歌唱を黒田さんが一手に担い、小渕さんはコーラスとギター演奏のみ。
正直、昨年のツアー序盤でネタバレをこっそり覗いていたので驚きは無かったものの、改めてその名曲ぶりと黒田さんの歌の表現力をひしひしと感じることができた1日目は涙が溢れて止まりませんでした。
今も心の中で “聴こえない頑張れ” を送り続けてくれている亡き祖母のこと、故人を想うに留まらずあらゆる聴き手に届くであろう2番Aメロの歌詞表現の美しさ、いろんな思いがよぎってもうダメだった。
これまでCDで何百回と聴いてきた「蕾」ですが、歴代で一番の感動をこの瞬間にもらうことができました。
ファイナルではあまりにも苦しそうに声を絞り出して歌う黒田さんをフォローするかのように本気のハモリを入れた小渕さんの姿にまた泣きそうになりましたね…。
きっと2人にしかわからない信頼関係のもと、互いを支え合うコブクロの真髄を見た気がしました。

続く「DOOR」は大々的なリアレンジではないものの、イントロをはじめ所々演奏が変わっていたというマイナーチェンジでの披露。
自問自答を繰り返し眠れない夜がある、でも行くしかないというメッセージは今の私には刺さりすぎるって…これからも頑張らなきゃな、と決意した瞬間にまた涙が溢れてきました…。
終盤の歌詞を一部カットし、“この海を…この海を…” とリフレインさせながら次曲へと移行します。

そして今ツアーの白眉である「エンベロープ」でバラードセクションの締めとなるわけですが…
正直このライブを観るまでは、僕自身の状況を重ねて辛い気持ちになるのが怖くて『リエゾン-こどものこころ診療所-』は見られなかったし、何ならこの曲ともしっかり向き合うことができませんでした
それでも、1日目にライブ会場であのピアノイントロが流れた瞬間、通っている大学で卒業に向けて手厚くサポートしてくださっている職員さんのことが浮かんできてまたもや涙が止まらず…。
感覚的な話ではありますが、すごい曲なんだなと遅ればせながら認識でき、2日連続で東京ガーデンシアターにて聴いたこの曲は本当に格別だと感じた次第です。
アウトロに合わせてステージ左右から出てきたシャボン玉がまた綺麗で感動しましたね~。

ロングMCの冒頭では小渕さんが近年の声の不調を明かしつつ、25周年ということでセットリストに入れたかった「蕾」をリハーサルでうまく歌えず悩んでいると黒田さんが「俺が全部歌うから」と提案したとのこと。
ファイナルでは小渕さんが満を持して自身のパートを歌おうかと提案するも、黒田さんは譲らず今後の小渕さんに歌ってほしい曲が沢山あるから、と伝えたようですね。
黒田さんもツアー開始時にThreadsで心境を綴っていましたが、“任す”という選択は実に英断だなと感じまして。

声が万全ではない中で「蕾」を歌うプレッシャーや歌えないという心残りを最小限に、精神的負担の軽減によって他の曲のパフォーマンス向上に集中できる側面は確実にあるでしょうし、そもそもジストニアの改善に有効な考え方のひとつは「“こうでなくてはならない”という固定観念を捨てる」ことだとかつて治療院で教わったのを思い出しました。
まさに、2人で歌わねば成立しないという考えを打ち破って相方に委ねたことが小渕さんの発症因子を最小化でき、きっと今ツアーでの復調傾向にも繋がっているんだろうなと感じます。
今後も1公演ずつ地道に、そうした成功体験で小渕さんの苦い記憶を上書きしていってほしいなと願うばかりです。

ジストニアと向き合い克服への一歩を踏み出した小渕さんの雄姿、それを見守り支える黒田さんの優しさ、そのどちらにも勇気づけられたライブだなと改めて思います。
黒田さんの入院からの復活も然り、どんな困難にも怯まない2人の強さはまさにフェニーチェ(=不死鳥)そのものですよ。
僕自身のディスアビリティや眼のジストニアも含め、「エンベロープ」という曲がすべてを物語っているとともに、楽曲の持つ果てしない深みと包容力に改めて活力をもらいました。本当にありがとう。

だいぶ逸れましたが、ロングMCは相変わらずのマシンガントーク炸裂で楽しすぎましたw
1日目は下ネタに走ったりもしてぶっ飛んでいましたが、この2人の掛け合いを見ていてなんだかホッとした気持ちになりました。
詳しいMCレポはX(Twitter)の皆さんにお任せしますね笑

そして盛り上がりパートは昨年のスペシャルライブ『KOBUKURO AND THE FAMILY TONE』でお披露目した新アレンジの「Moon Light Party!!」からスタート!
元のディスコアレンジも好きだったのですが、より盛り上がるにはこのスカver.が適任だなと改めて感じました!
コールアンドレスポンスや懐かしのウェーブで会場の一体感を促しつつ、「コブクロスペシャルメドレー」へ。

長時間のメドレーは「この地球の続きを」に始まり、「サイ(レ)ン」「風の中を」「tOKi meki」「白雪」「WINDING ROAD」「サヨナラ HERO」「memory」「神風」と新旧レアコア織り交ぜた豪華な選曲。
「風の中を」「WINDING ROAD」はただただレアだったため、今度はぜひフルバージョンで聴きたいですね。
「tOKi meki」では放出された風船を譲り合うコブクロファンの民度の高さに感動し(正直曲よりもそっちに意識が…)、「神風」や「この地球の続きを」では小渕さんの復活したボーカルワークにうおおおおお!!と思わず叫びたくなり…と非常に賑やかで濃い本編の締めでした!

アンコールを経て演奏された「LIFE GOES ON」はまさかのUKロックテイストでのリアレンジ。
序盤の「Soul to Soul」はアメリカンロック色が強い曲なので、サウンド的にとても鮮やかな好対照でしたね。
アウトロでは福原さんと小渕さんがそれぞれノエル・ギャラガーばりのギターソロを聴かせるという熱い展開があり、あまりにもカッコよすぎてそこだけでもご飯3杯はイケます。笑
何よりも、ことファイナルにおいては断トツでベストアクトと断言できるほどに黒田さんのボーカルが素晴らしく、1日目はどこかウルっときたもののファイナルでは聴いていて幸せな笑みがこぼれましたね。
スタジオ音源化、ぜひ頼みます!

最後のMCではQUARTER CENTURY (結成25周年) について触れていたけれど、昨年1年間 “四半世紀へのエントランス” を掲げて頑張ってきた身としては小渕さんが《四半世紀》と口にするたびに興奮するよね…
コブクロもまた四半世紀を越えて50周年やその先に向けた長きにわたるロードを歩み始めたんだなと思うと、このツアーで見せてくれたように試行錯誤して工夫を重ね、お互い補い合い、無理なく自然体でずっと音楽を続けてほしいなという願うばかりです。

今年中のオリジナルアルバムリリースも改めて告知され、どんどん曲が生まれていると話す小渕さんに対し拍手を送る黒田さんのリスペクト精神にまたもグッときました(黒田さんの新曲も楽しみにしております)。

そんなMCの流れを汲み、最後に演奏された代表曲「桜」は2018年の20周年ライブ以来となるオーディエンス全員での大合唱で締めくくられました。
こんなにもあたたかな空気感のもとで終幕するENVELOPツアーの包容力といったらもう…
改めまして、最高のライブをありがとうございました!


それでは総括にまいりましょう!
個人的に、1回の公演にて複数曲のシーンで涙が出るというのは他のミュージシャンのライブも含めて生まれて初めてのことで、それくらいこのENVELOPツアーは僕の中で特別なポジションなのだと実感いたしました…。
同時に、きっと2人は今後も更なるパフォーマンスを追い求め、楽しく試行錯誤を繰り返しながら音楽を続けていくんだろうなと。
この2日間の歌声もすごかったのは間違いないですが、今のお2人のモチベーションならばこの先もっと圧倒的なライブを観ることができる気がするのです。
まずは新たなオリジナルアルバムとともに、自信に溢れた “今” のコブクロを観たい。聴きたい。

ファイナルの模様は多くのカメラによって収録されているため、また映像作品で振り返れる日が楽しみですね!
最後に、ここまでご覧くださいまして本当にありがとうございました!


SET LIST

01. Starting Line
02. 君という名の翼
03. Soul to Soul
MC
04. 両忘
05. 雨粒と花火
MC
06. Star Song
07. 大樹の影
MC
08. 蕾
09. DOOR
10. エンベロープ
MC
11. Moon Light Party!!
12. コブクロスペシャルメドレー
   この地球の続きを
   サイ(レ)ン
   風の中を
   tOKi meki
   白雪
   WINDING ROAD
   サヨナラHERO
   memory
   神風
   この地球の続きを

EN1. LIFE GOES ON
MC
EN2. 桜

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