どうもこんにちは、やたろです。
早いものでもう年末が迫ってきておりますね…
さて今回の記事では、さまざまな出来事に直面した激動の2022年の締め括りとして、毎年恒例の「ベストソング」企画を行います!
昨年に続いて上半期編はTwitterでのランキング発表のみに留まりましたが、年末の完全版ではここ数年と同様、2022年にリリースされた中から洋邦問わずに心に響いた30曲をランキング形式で発表する形を取りたいと思います。
今年も例年以上にバラエティ豊かな30曲が揃いましたよ!
それでは、さっそく内容に移りましょう!
1位 ゆず「ALWAYS」
3/23発売、アルバム『PEOPLE』収録曲。
いきなり個人的な話で恐縮だが、2022年は僕にとって激動の1年に他ならなかった。
未だ終わらぬコロナ禍において、大学生活が折り返しを過ぎたと思ったら就職活動がスタートし、さまざまな人たちとのかけがえのない出逢いに恵まれた一方で、大好きだった祖母の他界を経験するという、前例のないような急展開ぶりに翻弄された記憶が強く残る。
そんな2022年、デビュー25周年のメモリアルイヤーに2枚のオリジナルアルバムのリリースと全国ツアーを精力的に展開したゆずは、一連の活動のコンセプトに “ALWAYS with you” を掲げ、コロナ禍における人々の繋がりの尊さを楽曲制作とライブパフォーマンスでもって見事に体現した。
その象徴たる名曲こそが、当ランキング堂々の1位に選出したこの「ALWAYS」である。
この曲には、コロナ禍においても徐々に日常が戻っていく中、個人的にも大学の友達や先輩、Twitterで長年お世話になっているフォロワーの皆様と頻繁に会う機会に恵まれるなど、出逢いの記憶がポジティブに印象付けられる一方で、先述した大好きな祖母が病に倒れ、やがて命が消えていく瞬間を目の当たりにするという別れの記憶も強く刻み込まれることとなった。
歌詞に出てくる《表現(あらわす)ことの出来ない空の色》や《サヨナラの足音》といった描写にはすべて、“逢いたいあなた” への果てなき想いだけがパッケージされていて、さまざまな人との繋がりの意味に気付かされた僕としてはこの曲が2022年のあらゆる記憶を物語っているといっても過言ではない。
そういう意味でもこの時代を切り取った1曲になるんだろうな…という感覚がありつつ、これから先もずっと大切に聴いていきたい名バラードだ。
アルバムとしての完成度では『SEES』だけれど、1曲単位では断トツでこの曲が響いた。
同年開催の2本のライブツアーにて名曲「with you」とのマッシュアップとして披露された「ALWAYS with you」にも一言では言い表せないほどグッときました!
2位 亀田誠治「カミーユ」
5/28発売、配信シングル。
昨年頃より、テレビ東京系『出没!アド街ック天国』と『新美の巨人たち』を毎週のように視聴する流れが習慣化したプレミアムサタデーナイト(?)が僕の趣味生活においてとても有意義な時間となっているのだけど、この春より後者の新たな番組テーマソングを起用するにあたって国民的プロデューサー・亀田誠治さんが大抜擢され、彼が手掛けるOP/EDテーマの美しい旋律は土曜の夜を贅沢に彩っている。
OP「カミーユ」もED「雨のカフェテラス」も甲乙つけ難い名インストゥルメンタルで、どちらも流麗でいて高揚感のあるピアノ&ストリングスの中にベースラインが主張するという、ベーシストならではの編曲が素晴らしい。
ただ敢えてどちらかを選ぶとすると、今年の「やた散歩」の実質的なテーマソングと化し、それ以外でも日常の風景とともに毎日のように聴いた「カミーユ」に軍配が上がるかなと。
佐藤直紀「Departure」、村松健「Flying Together」など歴代の私的名インスト群に肩を並べる、その道の金字塔というべき名曲。
3位 マカロニえんぴつ「たましいの居場所」
6/22発売、CDシングル。
こちらも前述のプレミアムサタデーナイトに関連した話題だが、今年の春は『出没!アド街ック天国』のスポンサーである日産自動車のCMソングとしてこの「たましいの居場所」が大量オンエアされており、正直ここ数年はさほど能動的にマカロニえんぴつを聴いてきたわけではなかったが、CMで流れるこの曲の疾走感がひときわ印象的で。
結成10周年を迎えたバンドの次なる未来に向けた力強い決意が感じられるポップナンバーで、CMでは日産「サクラ」に試乗する松たか子さんもボーカルに加わったキャッチーなサビがとても耳に残る。
はっとりさんと松さんのツインボーカルになっているCMバージョンはぜひともフルサイズで聴いてみたいものだが、どうやらCM内限定のコラボレーションとのことで…。
少し脱線した話をすると、個人的にフィジカル面の諸般の事情で自動車免許を取って運転することが現状では難しいのだけど、いつか雄大な景色や素敵な音楽とともにドライブを楽しみたいという夢は決して諦めていない。
4位 緑黄色社会「スクリーンと横顔」
1/26発売、アルバム『Actor』収録曲。
年始にリリースされた緑黄色社会の最新アルバム『Actor』は、いきものがかりの正統的な後継者はきっと彼らなんだろうなと感じさせるようなポップスの王道を往く名盤で、前作からの進化も大いに感じられる充実の内容だった。
中でもアルバム最終曲の「スクリーンと横顔」はストリングスを大々的に導入した勝負バラード的な存在感を放っていて、伸びやかなメロディーと流麗な間奏が歌詞の世界観を大きく広げる役割を果たしている。
もっとも、好きな人との逢瀬すら成就したことがない人生なので歌詞に共感する日はだいぶ先になりそうだが、儚さを孕んだ映画のようなストーリー性が日本語の持つ深みを存分に感じさせてくれて聴き応えが抜群。
美しい旋律に隠れた、相手を思う主人公の強い気持ちにグッとくる名曲です!
5位 山内総一郎「白」
3/16発売、アルバム『歌者 -utamono-』収録曲。
フジファブリックのギターボーカル・山内総一郎さんによる初のソロアルバム『歌者 -utamono-』が3月にリリースされ、このタイミングでソロ活動をスタートさせることがなかなかに意外だと感じたものだが、同作から先行配信された「白」を聴いて月並みな言葉ながら衝撃を受けた。
故・志村正彦さんへの想いを綴った(と解釈できる)楽曲はこれまでのフジファブリックにもいくつも存在していたが、この曲はソロワークスゆえか、いつになくその歌詞が飾り気のないストレートな言葉で埋め尽くされていたからだ。
志村さんが逝ってしまった寂しさがどこまでも赤裸々に綴られていて、聴いていると感情移入して思わず涙が出そうになるほどだが、とりわけ「Bye Bye」というフジファブリックの名曲、それも志村さんの遺したデモをメンバーで完成させた楽曲のタイトルが引用されているところにとても泣けるのだ。
フジファブリックというバンドにおいてこれほどまでに志村さんの存在が大きかったこと、そして彼のことを今も思い続けるメンバーの心情が痛いほどに伝わってくる名バラードです。
6位 Bryan Adams「Let’s Get Christmas Going」
11/1発売、配信シングル。
今もなお精力的に活動を続けるカナダ出身のロックスター、ブライアン・アダムスの最新シングルが11月に届けられた。
今年の春にリリースされたアルバム『So Happy It Hurts』もブライアンらしいエネルギッシュさとキャッチーさに溢れた良盤だったが、それを上回るワクワク感を抱かせてくれたのがこの新しいクリスマスソング「Let’s Get Christmas Going」だ。
過去には「Christmas Time」という名曲もあったが、それとは付かず離れずの方向性というか、率直に同曲よりも高揚感が感じられてこの時代にあってとても頼もしい仕上がりだなと感じる。
年末は両曲ともリピートしたいし、できることなら来春のブライアンの来日公演にも行ってみたい…!
7位 加山雄三「海が男にしてくれた」
8/26発売、配信シングル。
今年をもってライブ活動からの引退を表明したシンガーソングライターのパイオニア的存在・加山雄三さんが今夏、素敵な新曲を我々にプレゼントしてくれた。
この「海が男にしてくれた」はしっとりとしつつもテンポ感のあるバラードナンバーで、加山さん自身のこれまでの人生を回想するかのような歌詞が聴き手の胸を打つ名曲だ。
13年前に亡くなった祖父が大好きだった加山さんの歌は、僕が生まれた時から可愛がってもらった10年間の思い出とともにこれからも大切に聴き続けたいなと強く思うし、祖母もようやく逢えたであろう祖父のもとでこの曲を一緒に口ずさんでいたらいいな。
同時に、これからも加山さんの新曲を楽しみにしたいという思いが強まりました!
まだ完全なる引退ではないことを信じています。
8位 David Paich「willibelongtoyou」
8/19発売、アルバム『Forgotten Toys』収録曲。
TOTOのメインライターとして長きにわたり第一線で活躍してきたデヴィッド・ペイチのキャリア初のソロアルバムには、メンバーのスティーヴ・ルカサー、ジョセフ・ウィリアムズが制作に参加した “100%TOTO” な布陣での新曲「willibelongtoyou」も収められたことが大きな話題を呼んだ。
間奏のギターソロやシンセのフレーズなんかはまさに往年のそれで興奮すら覚えるほどの出来映えだったのだが、スティーヴ・ルカサーによると現時点でTOTO名義での新作を発表するつもりは無いらしい(2021年のインタビューより)。
実質的にバンドとして発表されたこの曲の完成度の高さを思うと、また本格的な形で聴かせてほしいなと…。
9位 Official髭男dism「Choral A」
6/22発売、EP『ミックスナッツEP』収録曲。
今年は初めてOfficial髭男dismのライブを生で観ることができて、映像収録日に遭遇したことも含めて一生忘れられない思い出として深く刻まれたのが記憶に新しいが、新譜のリリースも活発だったため2022年はヒゲダンをより身近に感じられた1年だったように思う。
いくつもの新曲の中で個人的に最も印象深い「Choral A」はベース/サックスの楢﨑誠さんが作詞作曲を手掛け、ブラスを活かした爽やかなポップソングに仕上がっている。
正直ここ1年ほどのヒゲダンは、藤原さんの曲を中心にマニアックな方向性が目立っていたため、ここまで人懐っこくスーッと耳に馴染んでいくような楽曲は久しぶりなのではないだろうか。
《きっとここで会えた意味がある》というフレーズからは一期一会の人生において、聴き手一人ひとりにそれぞれのドラマを想像させる余地があり、対象の広く普遍的な楽曲だなと思わされる。
また、この秋に出た最新曲「Subtitle」は藤原曲でもポップな感触が戻ってきていることを感じられ、こちらも年末にかけてリピートしたい素晴らしい曲です。
10位 ポルノグラフィティ「クラウド」
8/3発売、アルバム『暁』収録曲。
待望となるポルノグラフィティの最新アルバムは、『暁』と題された渾身の名盤である。
どの既出シングルもアルバム新曲もこの時代と向き合った切れ味の鋭い歌詞や抜群のキャッチーさを持つメロディーの強さに加え、時にスリリングさを秘めた攻めの音作りも見逃せない、総じて刮目に値する仕上がりだ。
Twitterのフォロワーさんたちの間でも一番好きな曲を問われると見事に意見が分かれたのが興味深いところだったが、個人的には「ナンバー」とこの曲がほぼ同率1位といった感じ。
この曲は《プレイリスト》《クラウド》《ログインパスワード》など、現代ならではのワードを鏤めた歌詞の切り口が目を引くけれど、楽曲の展開とともに歌詞を読み進めていくとなんだか泣けてきちゃってしまった。
人間の持つ情緒って、どんなにテクノロジーが進化しようともいつの時代も不変なんだなということをこの曲を通じて改めて気付かせてくれた気がします。最高の名曲!
11位 SHE’S「Blue Thermal」
3/2発売、CDシングル。
Twitterでの5年以上に及ぶ交流の末、ついに今年初めてお会いしたことで大親友の域に達したフォロワー2名が推しているSHE’Sは、僕としても非常に思い入れのあるバンドになりつつある。
Official髭男dismと同レベルでブレイクしても何ら不思議ではないほど、楽曲と演奏の持つパワーには目を見張るものがあるのだ。
そんな彼らの最新曲は、果てしない開放感に満ちたSHE’S印の壮大なポップチューン。
リリース直後から好印象で、晴れた日の「やた散歩」のプレイリストにはほぼ毎回入れて聴くほどに馴染み深い楽曲となった。
毎度ながらこのバンドの曲はどれも本当に外さないな…と感嘆するよね。
12位 原由子「鎌倉 On The Beach」
10/19発売、アルバム『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』収録曲。
原由子さんのソロ名義ではなんと31年振り(!)のオリジナルアルバムとなる『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』では、作詞作曲はもちろんのこと編曲面でもこれまで以上に大活躍し、女性シンガーソングライターの新たな大傑作が生まれた。
バラエティ豊かな曲調と、ここ20年近くのサザンオールスターズの作品とは明らかに傾向の異なる新鮮さを感じさせるサウンドメイキングに感服せざるを得ない。
アルバム全体を通してさまざまな曲調にトライしていて刺激的な部分もありつつ、何だかんだいちばん好きな曲はというと、名曲「鎌倉物語」のアフターストーリーとされる王道的なこの曲になるかな。
今年は行かなかったんだけど、昨年の夏に中高時代の盟友とともに訪れた鎌倉や湘南の思い出がこの曲とともに鮮やかによみがえってきて、聴いていて幸せな気分に包まれる1曲だなと感じた次第。
あとは本人出演且つ綾瀬はるかさんとの共演が話題となったユニクロのCMにもほっこり癒されました笑
13位 コブクロ「この地球の続きを」
10/19発売、CDシングル。
2025年の大阪・関西万博が徐々に近付き、大阪を中心にさまざまなイベントで賑わいを見せる中、そのテーマソングとしてついに完成したのがコブクロの最新曲「この地球の続きを」。
ダイナミックなバンドサウンドを軸に、1970年の万博テーマ曲「世界の国からこんにちは」のオマージュや、和太鼓を導入するなど割と実験要素の目立つアップテンポとなっており、今までのコブクロにはない新しさとお得意の親しみやすさが混在した面白味のある1曲だ。
ライブでの盛り上がりも特筆モノで、シンプルな振り付けとともにこの曲で会場が一体となった光景は忘れがたき瞬間として僕の記憶に焼き付いている。
シングル盤では、未来への希望を感じさせるこの曲、ひたすらに今を見つめるような「Days」、11年越しの音源化という形で過去に思いを馳せたい「恋愛観測」という並びも実に秀逸なものだった!
14位 Generation Radio「Lights Go out in Paradise」
6/27発売、配信シングル。
Journeyや元Chicagoといった錚々たるバンドのメンバーが集結し、クラシックな80年代ロックを現代に蘇らせるという目的のもと2020年に結成されたバンド・Generation Radio。
今年は彼らの初となるオリジナルアルバムがリリースされ、この「Lights Go out in Paradise」はそこからの先行配信シングル第2弾となる。
アルバム『Generation Radio』は、今どき珍しいようなキャッチーなメロディーとシンプルなバンドサウンドによるパワーポップ的アプローチで統一された洋楽ロックの新たな名盤であり、この夏はずっと同作をリピートしていた気がするが、どの曲も本当に良い。
アルバム内でいちばん好きなこの「Lights Go out in Paradise」にしても、洋楽における黄金期とされる80’sの旨味を凝縮したようなメロディアスなパワーポップチューンで、今年の洋楽作品を追っている中でもこの曲やアルバムと出逢えただけでもお釣りがくるほどの満足感を得られた。
全体的な傾向として今よりも昔のほうが好きだなぁという洋楽リスナーにも自信を持ってオススメできる1作です!
15位 桑田佳祐「なぎさホテル」
11/23発売、ベストアルバム『いつも何処かで』収録曲。
桑田佳祐ソロデビュー35周年を記念したベストアルバム『いつも何処かで』は、往年のヒット曲や隠れた名曲が余すところなく収録された豪華盤として目下大ヒット中であるが、そこには今年になってリリース・発表された新曲が3つも収録されており、DISC-2のラストを飾る「なぎさホテル」はそのうちの1曲だ。
同年代のミュージシャン達とともに世の安寧を願った「時代遅れのRock’n’Roll Band」の切実さや、いにしえの洋楽パワーポップを思わせる「平和の街」のキャッチーさはとびきり耳に残るものだったが、しばらく聴き込んでいくにつれてとてつもない破壊力にじんわりと沁み入ったのがこの「なぎさホテル」だった。
かつて逗子に実在した同名のホテルをモチーフに、桑田さんの身内や仲間達、そしてファンに向けた感謝の想いを込めたミドルバラードで、曲調やアレンジはどことなく88年の1stアルバム最終曲「誰かの風の跡」を彷彿とさせる。
ところでなぜ僕がこの曲に特別な想いを抱いたのかというと、今年の9月末をもって営業を終了した神奈川県横須賀市のリゾートホテル「観音崎京急ホテル」に対する思い入れがこの曲に描かれる “なぎさホテル” に不思議なほど重なったためだ。
2007年8月に祖父母の金婚式を盛大に行う目的で訪れ、家族/親戚でこれ以上ない格別なひとときを過ごせたものの、翌々年に祖父が亡くなってからは誰もがここを再訪する気持ちにはなれず、月日は流れ2022年内での閉館が決まったタイミングで最後のお別れをしに行った直後、今度は祖母が帰らぬ人となってしまった。
そんな僕の心境を代弁するには充分すぎるテーマの楽曲だったのだ。
どこをとっても響く歌詞だが、《いつの日にかこの地球が終わるとしても あの日の海辺で待ってるよ》というフレーズは、何度も聴くほどに深みが増してきて、桑田さんはなぜここまで俺の気持ちを分かってくれるのだろう…とすら感じたほど。
12月10日に人生初の桑田さんのライブでこの曲を聴けることが心から楽しみだし、もしかしたら演奏されないかもしれないし(?)、下手したら泣いちゃうかもしれない。
今この時のみならず、ホテルの思い出さながらに永遠に残っていく楽曲なのだろうなと確信しています!

16位 藤井風「grace」
10/9発売、配信シングル。
藤井風さんの新曲が久しぶりに僕の中でヒット!
リリースされてすぐの頃、この曲の歌い出しを聴いてビートルズ「Cry Baby Cry」を再生しているように錯覚してしまったのだが(ホワイトアルバムって名曲揃いだよね)、そこを抜けると風さんらしいリズミカルなメロディーが展開し、「きらり」などにも匹敵するカタルシスを感じるサビに引き込まれていく。
歌詞も「帰ろう」などに通ずる哲学的な要素があったりと、風さんのオイシイところがグッと凝縮された名曲だなと。
海外で「死ぬのがいいわ」が猛烈にバズったりもしているし、これからの風さんも追っていると面白い事になりそうな予感がしているので、引き続き注目していきたい。
17位 The 1975「I’m In Love With You」
9/1発売、配信シングル。
大充実だった昨年の洋楽シーンはABBAにドゥービー・ブラザーズ、Kool & The Gangといったレジェンド勢の活躍が目立った一方で比較的若手のブルーノ・マーズ(Silk Sonic)やアデルなども素晴らしい作品を生んでおり、2022年はどんな名作が生まれるのかなぁと楽しみにしていた中で、The 1975のニューアルバムがめちゃくちゃ刺さった。
恥ずかしながらこれまでほとんど聴いてこなかったのでもっとマニアックなものを想像していたら、先行配信された「Happiness」、そしてこの「I’m In Love With You」のポップな感触に打ちのめされ、その流れで聴いたアルバム『Being Funny In A Foreign Languages』も純粋にいいなと思える曲が揃っていて、すっかり虜になってしまったのだ。
細部まで彼らの作品を語れる知識を持ち合わせておらず恐縮だが、先日会った小学校時代の盟友とこのアルバムの話題で盛り上がれたのも嬉しかったし、今後もThe 1975の作品をチェックしていきたいと強く思うきっかけになった。
洋楽は奥が深いね…(小並感)
18位 米津玄師「POP SONG」
2/7発売、配信シングル。
ネット発の音楽クリエイターからポップスターへと飛躍し、今もなお時代を牽引し続ける米津さんの新たな作品はどれも一定以上のポップさを保ちつつ、一筋縄ではいかない癖の強さも感じるところがあって個人的にそこが刺さらない場合も往々にしてあるのだけど、この「POP SONG」はビートルズの歴史的名盤『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』を思わせるサウンドの作り込み具合が僕の琴線に触れた。
この手のサイケポップ的アプローチはビートルズやBeach Boysの前にL⇔Rみたいだなという感想が一聴して浮かんだのだが、だからこそ僕の大好物なのかもしれない。
理屈ではない!とにかく好きなんだよ!
19位 Sam Smith「Love Me More」
4/28発売、配信シングル。
11月にお会いしたTwitterのフォロワーさんとのお話の中で、個人的に洋楽はほぼメロディーと編曲の雰囲気のみで聴いている旨をお伝えしたのだけど(ただ己のニワカぶりを露呈しただけ) 、さまざまな音楽にお詳しいフォロワーさんが特に響いた歌詞にこの曲を挙げられていて、帰ってから和訳とともに聴いてみたらなんだこれとても泣けるんですけど。
自らの心と向き合い自分を愛していこうと表明する歌詞は、時に無理をしてしまい幾度となく心身を壊してきた10代後半の僕に届けたいくらい自己肯定感を高めてくれるメッセージの包容力が強く心に残り、サム・スミスならではのシンプルで温かみのあるサウンドとともに染み渡り、気付いたら涙が出ていた。
あの頃の俺はなんでこんな当たり前のことに気付けなかったのか…と思いつつも、酸いも甘いも経験した今だからこそ理解できる境地なのかもな…と結論づけることにした。
それだけに僕の人生観にも影響を及ぼしそうな素晴らしい歌詞だなと感じるし、この曲の存在を知るきっかけになったフォロワーさんには感謝してもしきれない。
あとこの曲、ピアノの音色を押し出したアコースティックver.がオリジナル以上に染みるアレンジなのでオススメしておきます。
20位 小田和正「so far so good」
4/13発売、配信シングル。
ここ数年のうちに、加山雄三さんや吉田拓郎さんが立て続けにステージからの引退を発表し、中島みゆきさんも今後はライブツアーを行わない旨を表明するなど、国内のレジェンド級ミュージシャンの岐路を次々と目の当たりにしてきた。
ところが、75歳を越えてもなお当たり前のようにライブツアーを敢行するポール・マッカートニー、The Rolling Stones、そして小田和正さんなどの面々は文字通り生ける伝説の域に達しているし、衰え知らずの姿にとても同じ人間とは思えないほどのバイタリティを痛感する。
…いや、この話だけで終わってしまいかねないのでそろそろ本題に移ると、そんな小田さんの新曲がとても爽やかで元気づけられたよ…という。
パフォーマンス然り楽曲のクオリティにしても、絶対的な安定感を長いこと保ち続けるという人間の最も難しいであろう領域にずっといらっしゃるからねぇ…自分もそんなおじいちゃんを目指したいよ…(希望的観測)。
21位 Richard Marx「One Day Longer」
8/14発売、配信シングル。
今秋にリチャード・マークスがニューアルバムを出すと聞いて、世代ではないためかASKAさんとのコラボ曲以外にあまり印象が無かったのだけど、いざSpotifyで聴いてみたら想像以上に普遍的な良曲を生み出し続けていてビックリ。
まっすぐなメロディーとシンプルながら力強いバンドサウンド、この組み合わせほど最高な音楽は無いですな。
22位 reGretGirl「ダレヨリ」
5/18発売、配信シングル。
前述のリチャード・マークス的な良さを感じた邦楽の最新作品がこちら(括りがあまりに雑すぎる)。
今やJ-POPシーンですらストレートに生音を響かせるロックチューンは少なくなってきている印象だけれど、昨年メジャーデビューしたばかりのロックバンド・reGretGirlの楽曲にはそうした真っ直ぐ心に響いてくる良さが確かにある。
その歌詞にしてもパッと浮かんだ感想は実にback numberっぽいというものなんだけど、王道J-POPのロックバラードというジャンルは時代が変わっても永遠に残っていってほしいなと切に願う。
23位 Chicago「Safer Harbours」
7/15発売、アルバム『Born For This Moment』収録曲。
通算38作目となるChicagoのスタジオアルバムがリリース…って、なんだかものすげぇ現役感だな。
まずそう感じたわけだけど、メンバーチェンジを重ねながらも多くのヒット曲を出し、55年間活動を続けているというのはまさに生ける伝説だ。
そんな偉大なるキャリアを経て世に放たれたニューアルバム『Born For This Moment』はポップやロック、AOR、ファンクといった彼らの持ち味を存分に発揮した充実の1作だが、この「Safer Harbours」に代表されるメロウな側面は長きに渡って愛されてきたChicagoの真髄だろう。
「Hard to Say I’m Sorry」はもちろん、「If You Leave Me Now」とか「You’re the Inspiration」が大好きなニワカリスナーですのでベタにこういう曲が染みるんですな。
24位 Mrs. GREEN APPLE「ダンスホール」
7/8発売、ミニアルバム『Unity』収録曲。
フェーズ2の開幕とともに2年ぶりの活動再開を発表したMrs. GREEN APPLEの待望の新作は、コンポーザー大森元貴さんの変わらぬ才能がほとばしる多彩な6曲を収録したミニアルバム形式となった。
オリジナルメンバー2名の脱退もあってバンドらしさにますます拘らなくなった自由なサウンドメイキングが印象的な作品だったが、この「ダンスホール」に代表される相変わらずのポップ性はこれぞミセスという貫禄すら感じさせ、『めざまし8』のタイアップも納得の爽やかさは特筆モノ。
長い活動休止を挟んでも健在な人気ぶりはさすがで、まだまだヒットメーカーとして良質な曲をたくさん生み出してくれそうだ。
25位 Journey「Don’t Give up on Us」
6/7発売、配信シングル。
Journeyにとって11年ぶりのニューアルバムとなった『Freedom』は73分に及ぶ力作に仕上がり、その重厚なサウンドから彼らの長い歴史と確かな演奏力をひしひしと感じられた。
『Escape』や『Frontiers』といった往年の名盤を好むニワカリスナーとしてはそこまで大きくイメージが変わっていない安定の1作という感覚もあり、改めてJourneyって素敵だなと感じたものだ。
どうしても洋楽は作品リリースのスパンが開きがちなので、ミュージシャンのキャリアも踏まえると1作1作を大切に聴かねば…という義務感に駆られるのだよな。
26位 Mr.Children「生きろ」
5/11発売、ベストアルバム『Mr.Children 2015-2021 & NOW』収録曲。
記念すべきデビュー30周年を迎えた2022年、ベストアルバム2作のリリースや全国ドーム&スタジアムツアーの開催など精力的な活動を展開した国民的ロックバンド・Mr.Children。
今年は配信という形でライブツアー『半世紀へのエントランス』の様子を拝見し、ファン歴10年目にして初めてミスチルのアニバーサリーイヤーを皆と一緒にお祝いできたことが心の底から嬉しくて。
ライブそのものの素晴らしさは言わずもがな、その最終曲として演奏されたこの「生きろ」に込められた並々ならぬ熱量に感動を覚え、新曲で聴き手を引き込む現役ロックバンドとしての圧倒的な存在感に幸せな感覚すらも抱いたほど。
今年、大親友と呼べるほど大好きなフォロワー2名と初めてお会いした際にまるで長年の仲のような居心地の良さでもってミスチルの魅力を語れたことは、きっと一生モノの財産だな。
Mr.Childrenが歩みを止めない限り、僕らがいる限り、この美しい日常はずっと続いていく。
27位 The Songbards「ガーベラ」
4/6発売、配信シングル。
今年新たに知った若手バンドってけっこういるけれど、The Songbardsの持つポップネスな魅力は意外と他にはない素晴らしさがあるように思う。
ビートルズをルーツに持つ新人ミュージシャンという時点で既に希少なのではないかと勝手に思ってしまったけれど、あからさまにマージビート全開なサウンドではなく、あくまでもJ-POPのロックバンドという佇まいで良曲を量産している印象があり、これからも追っていきたいなと強く感じた。
28位 Train「AM Gold」
5/20発売、アルバム『AM Gold』収録曲。
2022年は先述の『出没!アド街ック天国』のBGMから知る洋楽の多さを何よりも痛感した…というかこの番組無しに本年の音楽趣味は語れない。
このTrainというバンドもアド街のBGMをShazamで読み取ったことから聴き始め、そのおかげでこの新作に辿り着くことができたのだ。
30年近いキャリアのバンドながら、これでも若い部類に思えてしまうのが不思議だが…。
ただ割と現代のトレンドを程よく取り入れているようにも感じられて、バランス感覚の良さもまた魅力だ。
29位 Pale Waves「Reasons To Live」
8/12発売、アルバム『Unwanted』収録曲(6/8先行配信)。
こちらでご紹介するPale Wavesというバンドは事前知識などは一切無しに都内某所のタワーレコードにて流れていたこの曲にいたく感動したのを機にSpotifyで検索し、改めて聴いてみた次第。
現代ならではの電子系サウンドと古き良きロックバンド感が融合したメロディアスな楽曲…といった趣で、あまり詳しく掘り下げる予定はないもののこの曲は理屈抜きで好き、といった立ち位置。
ストリーミングでの音楽鑑賞に慣れると、良くも悪くもこういう聴き方が次第に主流になっていきそうだ。
30位 まふまふ「栞」
2/18発売、配信シングル。
昨年の紅白で耳にした「命に嫌われている。」にいろんな意味で衝撃を受け、そこから暫くして少し聴いてみようと軽い気持ちで耳にしたまふまふさんのこの曲…文句なしに素晴らしかった。
男女どちらの音域も再現できるボーカルの凄みが真っ先に印象に残った上で、米津さんと同じネット発のミュージシャン、それも割と売れ線に近いキャッチーな曲を得意とする…という傾向のみ把握しているが、未だにあまり詳しくはないんだけど問答無用の名ポップスとしてこの曲をずっと聴き続けたいし、今後も新しい曲をチェックできたらと思っております!
というわけで、文字ビッシリに30曲を語り尽くすという昨年以上の熱量を書いていて感じた次第ですが、僕にとっての2022年の音楽趣味をほんの一部だけでも共有できたら幸いです。
改めて皆さまへの感謝を申し上げ、この記事を締めたいと思います!
ここまでご覧いただきありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします…と締め括りたいところですが、次は来月の桑田さんのライブレポでお会いしましょう♪


