どうもこんにちは、やたろです。
早いもので今年も残りわずかですね…皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
例年であれば年末恒例の「ベストソング」企画をお届けする頃合いですが、本年は新譜・旧作ともに新たな音楽との出逢いが異様に少なく、ただのダウンサイジングでは済まないほどに書きたい事が無いという事態に…。
社会人になるとはこういうことなんでしょうかね。いや、環境のせいにしてはいけませんね。
というわけで(?)気を取り直して、この記事では今年出逢った新旧の音楽作品を極めて簡潔に紹介していきます。
新曲、新作アルバム、旧曲の順で、素敵な作品の数々を振り返ってまいりましょう!
#ベストソング2025
1位 日比谷ブロードウェイ「雨が止んだら」
5/28発売、CDシングル。
厳密には2025年の新曲ではなく、『日比谷音楽祭2023』のために桜井和寿さんが書き下ろした楽曲の初音源化。
ミュージカルには詳しくないのですが、徐々に明るさを取り戻していく2023年当時の世相を切り取ったようなドラマティックなサビの広がり方に感動を覚えますね。
どこまでも希望に満ちた1曲。
2位 サザンオールスターズ「夢の宇宙旅行」
3/19発売、アルバム『THANK YOU SO MUCH』収録曲。
サザンオールスターズ、10年振りとなる待望のニューアルバムはバラエティ豊かで軽やかなタッチの名盤でしたが、中でも私的ベストトラックというべき1曲がこちら。
数々の欧米ポップスへの愛情とリスペクトを、スペーシーなポップサウンドとキャッチーな旋律に落とし込んだ紛うことなき名曲です。
3位 佐野元春 & THE COYOTE BAND「つまらない大人にはなりたくない (New Recording)」
3/12発売、再定義アルバム『HAYABUSA JET Ⅰ』収録曲。
久しぶりとなる 佐野元春 & THE COYOTE BAND の新譜は、“再定義” という形で既存の名曲群に新たな命を吹き込んだリメイク作品。
不朽の名曲「ガラスのジェネレーション」に改題・リアレンジを施した「つまらない大人にはなりたくない」は、よりソリッドにブラッシュアップされたバンドサウンドが歌詞のメッセージ性を極限にまで高めており、私個人としても年初の就職活動の際には大いに励ましをいただきました。
4位 玉置浩二「ファンファーレ」
11/5発売、CDシングル。
年を追うごとにボーカリストとしての評価が高まる一方、寡作になりつつあった玉置浩二の最新曲が目下ヒット中ですが、これが素晴らしい!
代表作「田園」を彷彿とさせるエネルギッシュな曲調でもって、70歳を目前にソングライターとしても再び脚光を浴びているという事実に感服せざるを得ません。
NHK紅白歌合戦でのパフォーマンスも楽しみです!
5位 The Doobie Brothers「Here to Stay」
6/6発売、アルバム『Walk This Road』収録曲。
デビューから50年を経てもなお、精力的にリリースやライブ活動を続けるドゥービー・ブラザーズ。
4年振りのニューアルバム『Walk This Road』では、離脱していたマイケル・マクドナルドも復帰し、貫禄に満ちた骨太なアメリカンロックを響かせていますが、とりわけこの曲は一段とメロディアス。
どんなに時代が移ろうとも、美メロと生音のアンサンブルに勝る音楽は無いと思っています。
6位 藤井風「Casket Girl」
9/5発売、アルバム『Prema』収録曲。
藤井風、3年振りとなるニューアルバムは全曲英語詞に挑んだ意欲作で、プロデュースに250を招いたグローバルなサウンドメイクに一聴した段階で魅了されます。
オープニングを飾る「Casket Girl」も例外ではなく、80’sの煌びやかな匂いがファンキーなリズムとともに漂ってくる秀作です。
全曲が素晴らしいですが、特にこの曲はリズムからメロディー、音作りに至るまでどこをとっても完璧。
7位 SHE’S「Four」
6/4発売、配信シングル。
この曲を知ったきっかけは、本年9月27日に都内で開催した盟友たちとのカラオケ会合。
友人がこの曲をセレクトし、SHE’Sというバンドの絆を我々の友情に投影する形で熱唱してくれたことが嬉しくてたまらなかったのです。
もちろんイベントのみならず、この曲の優しい質感もあたたかな言葉選びも素晴らしい。
またひとつ、思い出に残る楽曲が増えたことに感謝です。
8位 藤巻亮太「桜の花が咲く頃」
3/26発売、アルバム『儚く脆いもの』収録曲。
12月6日、ついに活動を再開したレミオロメン。
今後の彼らの動向に目が離せないところですが、堅実にソロ活動を続けていたフロントマンの藤巻さんは年始に素晴らしいアルバムを発表しておりました。
そのリードトラックにあたる「桜の花が咲く頃」はキャリアの中でも屈指の名曲だと思っていて、躍動するバンド感が歌詞に綴られる切ない心情を引き立たせています。
これで一旦ソロワークスに区切りがつくというのが惜しいくらいの充実作ですが、その勢いはきっとレミオロメンへと還元されていくはず。
9位 Bryan Adams「Make Up Your Mind」
3/6発売、配信シングル。
ベテランの域に達してもコンスタントに良質な新曲を発表し続けるブライアン・アダムス。
その創作意欲には毎度ながら圧倒されますが、本年リリースのアルバム『Roll With The Punches』も期待を裏切らない高値安定ぶり。
バンドサウンド主体のロックはまだまだ生き残ってほしいなと切に願います。
10位 CASIOPEA「SKY SO HIGH」
8/27発売、アルバム『TRUE BLUE』収録曲。
私にとってフュージョン元年といえる2025年、T-SQUAREにハマった。
旧作では明確にSQUARE派と言い切りたいところですが、気付けばCASIOPEAの新譜ばかりをリピートしている自分がいました笑
この曲に限らずですが、果てしない青空の広がりを感じさせるような演奏の勢いにカタルシスを覚えます。
11位 秦基博「Stellar Days」
10/3発売、配信シングル。
ここのところリリースペースも落ち着き、だいぶミニマルな楽曲作りに傾倒しつつあった秦さんの最新曲は、久しぶりに勢いを感じさせる瑞々しいポップス。
個人的に大好きな「9inch Space Ship」を彷彿とさせるワクワク感、とても好みです。
12位 Official髭男dism「らしさ」
8/6発売、配信シングル。
藤原さんの療養を境に、世に知られるヒット曲を連発する無双モードからは抜けたような印象もあったヒゲダンですが、夏にリリースされた「らしさ」のストレートなロック路線は痛快でした。
「SOULSOUP」「Get Back To 人生」「50%」あたりの流れを汲む自己啓発的な歌詞も印象深く、まだ彼らの進化は止まりそうにありません!
13位 離婚伝説「しばらく」
1/15発売、配信シングル。
2026年には日本武道館でのワンマンライブも決定し、ミュージシャンとしての勢いが留まるところを知らない離婚伝説。
ソウルフルな名バラード「しばらく」を筆頭に、ハイクオリティな新曲の数々に酔いしれながらこの先も活動を追っていきたいと思います。
14位 Dori Caymmi「Viageiro」
8/26発売、アルバム『Utopia』収録曲。
御年82の現役ミュージシャンであるドリ・カイミの新譜がすこぶるよかった!
新曲メインのスタジオアルバム『Utopia』から感じられるブラジルの風、素朴であたたかみのあるドリーミーな音像は神秘的とさえ思わされます。
同じく大ベテランであるブラジリアンシンガーのジョイスの新譜とどちらを紹介しようか迷った挙句、こちらの作品に軍配が上がりました。
15位 松任谷由実「岩礁のきらめき」
11/18発売、アルバム『Wormhole / Yumi AraI』収録曲。
5年振りとなるユーミンのニューアルバムはAIを駆使したボーカルレコーディングが行われ、“荒井由実”の面影をも感じさせるタイムレスな1枚となりましたが、近年の厳かな雰囲気と往年のソフトなポップ感が共存していて楽曲自体も充実。
この「岩礁のきらめき」なんてそれこそ『悲しいほどお天気』や『OLIVE』に入っていそうな普遍性があって、リリース以来ずっとリピートするほどお気に入りの1曲になりました。
16位 コブクロ「THIS IS MY HOMETOWN」
7/16発売、ミニアルバム『THIS IS MY HOMETOWN』収録曲。
我らがコブクロの今年唯一の新作音源がミニアルバム『THIS IS MY HOMETOWN』で、それを引っ提げたツアーにて初披露された新曲「Starry Smile Story」が出色の名曲だったのですが、未音源化につき今回はミニアルバムの表題曲を。
スパニッシュなイントロからレゲエへと大胆に展開する実験的なナンバーで、こういう攻めたサウンドアレンジはとにかく好みですが、現在の私の脳内は「Starry Smile Story」にすべてを持っていかれているので、いずれ書くであろうそちらの感想を楽しみにお待ちください。
17位 Boz Scaggs「Tomorrow Night」
10/17発売、カバーアルバム『Detour』収録曲。
御年81のレジェンドであるボズ・スキャッグスが今秋にリリースしたJazzのスタンダードカバー集が素晴らしすぎて、通勤時のBGMにさえも重宝するほどです笑
オリジナルの新曲ではないので本コンテンツにおいては変則的ですが、こちらでご紹介させてください。
オリジナルは1939年に遡るスタンダードナンバーで、ロニー・ジョンソンによるカバーが有名ですがJazzというよりも甘めのポップス色がありますね。
現在のボズによるスモーキーボイスで渋く歌われたらもう…極上としか言いようがありません。
18位 スピッツ「灯を護る」
10/5発売、配信シングル。
長きに渡ってJ-POP界のトップバンドとして活躍するスピッツの久しぶりの新曲は、大型アニメタイアップのついた安定感のあるポップス。
この曲に限ってはかつてほどの勢いを感じにくいところもありましたが、瑞々しいバンドサウンドと澄み渡るボーカルは未だ健在で、もうそれだけで充分ですね。
19位 サカナクション「怪獣」
2/20発売、配信シングル。
フロントマン山口一郎さんの病気を公表しながらも活動を大々的に再開した、サカナクション渾身の最新曲。
そうした背景やアニメタイアップの話題性も手伝い、記憶に残る2025年のヒット曲として刻まれたように感じますが、一郎さんが魂を削って書いた力作とあって楽曲の持つパワーも桁違いです。
20位 Little Feat「Midnight Flight」
5/9発売、アルバム『Strike Up the Band』収録曲。
結成から55年以上が経ち、ついに2026年から数年掛かりでのフェアウェルツアーの開催も決まったリトル・フィートですが、初夏にリリースされた新譜も安定のサザン・ロックといった風情で味わい深いものでした。
洋楽の大御所たちが次々にキャリアを畳みに入っているさまは寂しいものがありますが、そうして世代は移り変わっていくんですね。
これからも沢山のグッドミュージックに出逢えますように!
#ベストアルバム2025
サザンオールスターズ『THANK YOU SO MUCH』
Boz Scaggs『Detour』
藤井風『Prema』
CASIOPEA『TRUE BLUE』
藤巻亮太『儚く脆いもの』
The Doobie Brothers『Walk This Road』
Bryan Adams『Roll With The Punches』
松任谷由実『Wormhole / Yumi AraI』
Damiano David『FUNNY little FEARS』
Dori Caymmi『Utopia』
こちらはより簡潔に。
上半期はサザン、下半期は藤井風に持っていかれた印象が強い中、先述したようにボズ・スキャッグスによるJazzカバー集にも大いにシビれた年末でした。
2025年にハマった旧曲
THE SQUARE「OMENS OF LOVE」(1985)
Atlantic Starr「Always」(1987)
Larry Lee「Don’t Talk」(1982)
LiSA「Catch the Moment」(2017)
The Alan Parsons Project「Don’t Answer Me」(1984)
稲垣潤一「バチェラー・ガール」(1985)
Jimmy Webb「Angel Heart」(1982)
槇原敬之「まだ見ぬ君へ」(1996)
Huey Lewis & The News「Forest For The Trees」(1986)
エレファントカシマシ「はじまりは今」(1998)
ザ・ベイビースターズ「SUNDAY」(2004)
Oasis「Acquiesce」(1995)
今年はとにかく「OMENS OF LOVE」が強すぎた。それに尽きます。


