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#ベストソング2021

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大変長らくお待たせいたしました。
音楽ファンにとっては年末の風物詩ともいえるこの企画、今年もやります!

上半期編は諸事情によりできなかったのですが、そのぶん年末にパワーアップして戻ってきました。
というのも、今回は新たな試みとして初めて洋楽も選曲対象に加えたんですよ。
とはいえ邦楽とは違って割と最近になって本格的に聴き始めたこともあり、各アーティストへの思い入れがまちまちだったり、ヒットチャートがどうだとか全く認識せずにただこれは良い曲だ!と感覚優先で聴き漁っている部分があるので、かなりムラのある記事となったことを予めおことわりしておきます。

そういうわけで洋邦ごちゃ混ぜのランキングですが、昨年よりも曲数が増えてTOP30でお送りします!
例年通り、順位付けはかなり気まぐれなものとなっております。

それでは早速まいりましょう!

1位 コブクロ「Star Song」

8/4発売、アルバム『Star Made』収録曲。

2021年はメジャーデビュー20周年の節目として、夏に5年ぶりとなるオリジナルアルバム『Star Made』のリリースと、同作を引っ提げて久しぶりの全国ツアーを敢行したコブクロ。
上半期はとある騒動で世間を少しザワつかせたりもしたものの、直後に配信された無観客ライブ『FAN FESTA 2021』では変わらぬコブクロの音楽の良さをしみじみと感じさせてくれて、ライブ終盤でこの「Star Song」が未発表新曲として初披露された。
なんて優しくあたたかい楽曲なんだろうか、というのが第一印象で、まるで馬場俊英さんの曲から感じられるような包容力に鳥肌が止まらず、7月にアルバムに向けてこの曲が先行配信されてからは数え切れないほどリピートし続けた。
7月半ばに新型コロナワクチンの1回目接種に行った際、移動中にこの曲や桑田さんの「SMILE~晴れ渡る空のように~」を聴き、来たる東京五輪を目前にこの1年間の辛抱がすべて報われたような気がして涙が流れそうになったこと、10月には念願のライブツアーに参加してオープニングを飾ったこの曲に感極まったこと、etc.
本当にこの曲は今年下半期のさまざまなシーンに鮮やかな色を添えてくれて、今も毎日の応援歌であり現在進行形で僕のテーマソングといっても過言ではないと思える。
毎年のように僕の人生に寄り添った曲を生み出し続けてくれるコブクロには感謝してもしきれないけれど、これから先の活動もいっそう楽しみにしています!

2位 GLAY「BETTY BLUE」

7/30発売、配信シングル。

今年のGLAYはすごいぞ!
5月に配信された新曲「FRIED GREEN TOMATOES」のどこか懐かしいポップさの虜になり、久しぶりにGLAY熱が再燃して新作を追ってみたいと思った矢先、連続で出たアルバム先行配信の新曲がどれもかつて大ヒットを連発していたセールス絶頂期のGLAYの姿が見えるような名曲で(過去のストックの採用も多いようだが)、タイトルにカーペンターズ「I Need To Be In Love」のワンフレーズを引用したニューアルバム『FREEDOM ONLY』も刮目に値する完成度の名盤であった。
アルバム1曲目を飾ったこの「BETTY BLUE」は先行配信の第3弾で、イントロの流れるようなピアノとギターリフからグッと引き込まれる珠玉のポップナンバー。
歌い出しから締めまで切ないメロディーの連発で、GLAYがJ-POPシーンのド真ん中に回帰したような感覚を抱かせる衰え知らずの名曲といえる。
歌詞にあるように秋空の下で聴いたら実に気持ち良かったな。
正直、2010年代以降ではフックの強い名曲が次々と量産されている印象は無かったので、まさかここにきてメロディーメイカーとしてのTAKUROさんの確変を目の当たりにするとは思わなかった。
個人的には「祝祭」などとともに21世紀以降でも指折りで上位に食い込んでくる名曲でした!

3位 ABBA「Don’t Shut Me Down」

9/2発売、配信シングル。

夢のような瞬間がついに訪れた…! あの伝説のポップスグループであるABBAが40年ぶりの新作を引っ提げて帰ってきたのだ。
2017年から制作が進められていてついに世に出たニューアルバム『Voyage』は、かつてと変わらぬABBAサウンドを体現した疑いなき名盤に仕上がった。
10曲すべてに存在感があって、年齢やブランクを感じさせない楽曲の鮮度とボーカルの艶やかさに計り知れない感動を覚えた。
幼少期から親の影響で擦り切れるほど聴いた『ABBA GOLD』に入っている往年の名曲群にも負けない力強さが『Voyage』、とりわけこの「Don’t Shut Me Down」には宿っていて、果てしないワクワク感を増幅させるポップな曲展開とABBA印のダンサブルなアレンジに感服です!
個人的にも初めてリアルタイムで聴いたABBAの作品が今作ということになるのだけど、この上ないタイミングで素晴らしい新作にめぐり逢えたことがただただ幸せだ。
12月の半ば、『Voyage』を大学の授業のプレゼンテーションで取り上げたことも感慨深く、そのときの光景は間違いなく僕の青春の1ページに刻まれたのだった。

4位 ビリー・バンバン「ふたり物語」

5/26発売、配信シングル。

今年の夏休み、確かオリンピックの特番を自宅で見ていた時に『いいちこ』のCMからこの曲が流れてきた。
なんて繊細で美しい旋律なんだと驚いてググったところ、大ベテランの音楽デュオであるビリー・バンバンの5年ぶりの新曲であるとのこと。
CMで初めて耳にした時の沁み渡るような感動が忘れられず、すぐさまSpotifyで検索をかけ、再生した瞬間にあたたかな気持ちとほんのちょっぴりの切なさが僕の五感を支配した。
本人コメントにもコロナ禍の今こそ大切な人を思いながら聴いてほしい…とあったが、まさにこの時代に即した絶大なヒーリング効果を有する名曲だと感じた。
この曲を再生している6分間は、紛れもなく珠玉のひとときだ。

5位 槇原敬之「宜候」

10/27発売、アルバム『宜候』収録曲。

マッキーが2年振りに音楽界へ帰ってきた。彼の“今”が存分に詰め込まれた力作といえるニューアルバムを携えて。
この「宜候」はアルバムの最後を飾る表題曲で、果てしないスケール感と力強さに満ちた決意表明のような1曲だ。
タイトルの通り、この先の人生を航海に例えた歌詞はもちろんマッキー自身のことを歌っているのだろうけど、あらゆる聴き手に響くような間口の広い言葉が並ぶ。
《全て自分で決めた それを忘れなければ この先も後悔はしないだろう》というフレーズは開放感に溢れた曲調も相まって、座右の銘にしたいほどに現在進行形で僕の背中を押してくれている。
さあ行こう、海原へ船を出すんだ。

6位 BUMP OF CHICKEN「なないろ」

5/18発売、配信シングル。

今年は「なないろ」と共にあったといっても過言ではない1年だった。
配信開始されてからというもの、起床時のBGMとして天気の日も雨の日も毎日のように聴き続け、「やた散歩」をはじめとするお出掛けの際も青空の下、この曲の爽やかさが旅の感動を彩ってくれた。
うちの母がよく見ていたタイアップ先の朝ドラ『おかえりモネ』の舞台が東北だったようで、夏休みにスピッツのライブを観るために遠征した仙台でこの曲を聴けたのは最も感慨深い瞬間だったかな。
如何せんメロディーラインが複雑なので、あれだけ聴いていても一向に口ずさめないところはあるんだけど、さまざまな旅先での記憶が染み込んだ思い出深い1曲として、またこれからも僕の旅の主題歌であり続けると確信しています!
直井さんも帰ってきたし、待ちに待った紅白でのパフォーマンスが心から楽しみだ。

7位 桑田佳祐「炎の聖歌隊 [Choir]」

8/11発売、配信シングル。

“いったい桑田さんは沢山の人に親しまれる名曲をどれだけ生み出し続けるのだろう。”
9月に出た初のミニアルバム(EP)『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』を聴いて、真っ先に浮かんだ感想がそれだった。
齢65にして〈衰え〉の2文字を微塵も知らない化け物ミュージシャン、正真正銘のTOP OF THE POPSである桑田佳祐の面目躍如というべき名曲が詰まった “ごはんEP” はすべての音楽好きの必聴盤だと思っているのだけど、とりわけこの「炎の聖歌隊 [Choir]」はエンターテイナーとしての桑田さんの魅力が十二分にパッケージされた1曲。
《開演お待ちどうさん ご来場大変ご足労さん》というフレーズに象徴されるように、久しぶりのツアーを目前に隠しきれない桑田さんの高揚感がひしひしと伝わってくるような、いわゆるライブ映えするタイプの曲だろうが、残念ながら僕は今年は生で桑田さんを観られないのでその盛り上がりは推測の域を出ない。
ポップ&キャッチーの極みであるこの曲においても、スタジオ音源を超える演奏とボーカルの熱量が各地のファンを魅了していることを切に願う。

8位 SHE′S「追い風」

2/17発売、CDシングル。

やはりSHE′Sの楽曲の持つ透明感は唯一無二だなぁ…。
彼らの新作が出るたびに毎回そんなことを感じつつ、年始にリリースされた「追い風」からはそれ以上に滾る力強さやメッセージ性をしかと受け取った。
懇意にさせていただいているTwitterのフォロワーさんのテーマソング的な側面があるのであまり僕が語るのも恐れ多いのだけど、これまで以上にリスナーに寄り添った応援歌としてこの上ない名曲だ。
歌詞もアレンジも素晴らしいし、ライブで盛り上がること間違いないサビ後半のシンガロングも現代のロックバンドらしくていい!

9位 The Doobie Brothers「Better Days」

10/29発売、アルバム『Liberté』収録曲。

私的2021年No.1の名盤に輝いたのは、ドゥービー・ブラザーズの11年振りとなるオリジナルアルバム『Liberté』。
抜けの良いウエストコースト・ロックなバンドサウンドに乗せてひたすらに気持ちの良いメロディーが展開する全12曲を聴き終えると、コロナ禍で感じていた閉塞感さえも吹き飛んでしまうほどのカタルシスを得られ、毎日がまたほんの少しずつ輝きを取り戻すような希望で胸がいっぱいになったのだ。
この「Better Days」はそんな傑作アルバムのカラーを象徴する軽快なミディアムロック。
Bon Joviのプロデュースも手掛けるJohn Shanks氏ならではのカラッとしたサウンドメイキングや、どことなくEaglesの名曲「Take It Easy」を彷彿とさせるメロディーに心躍り、この秋は外出時にずっと聴いていた。
このアルバムは他のどの曲も素晴らしいので、古き良きバンドサウンドに飢えている人はぜひ。

10位 Bank Band feat. MISIA「forgive」

3/20発売、配信シングル。

今年は東日本大震災から10年の節目であり、3月前後にはさまざまなメディアにより被災地復興の希望や一方では道半ばな現況が報じられるなど、災害による傷痕の深さを改めて思い知らされた。
そんな中、TBSで放送された『音楽の日』ではBank BandとMISIAという日本を代表するアーティストの2組のコラボが目玉となり、番組のために書き下ろした新曲「forgive」が初披露された。
作詞を櫻井和寿、作編曲を小林武史が手掛けたこの曲は震災から10年を経た現在の想いや、コロナ禍の現況が反映されたメッセージ性の強いものになっていて、櫻井さんとMISIAさんの力強い歌声が重なり合う名曲に仕上がっている。
かなりコロコロと曲調が変わっていき、いわゆる組曲のような要素も感じられるが、やはりサビで爆発する疾走感がたまらない。
先述したBUMPの「なないろ」もそうだけど、夏休みの宮城遠征の際に、仙台駅から松島海岸へと向かうJR仙石線の車窓から海を眺めながら聴くこの曲は格別だった。

11位 スキマスイッチ「いろは」

11/24発売、アルバム『Bitter Coffee』収録曲。

スキマスイッチ待望のニューアルバムはコンセプト別に7曲ずつ2枚同時リリースという手法が取られ、ポップサイドを強調した『Hot Milk』も安定した内容だったものの、少しシニカルさやマニアックな要素を含んだ『Bitter Coffee』の方が僕は圧倒的に好きだった。
といいつつもメロディーの良さは健在だし結果的にマニアックすぎることもなかったので2枚に分けた意図があまり見えてこない部分もあったんだけど、切ないバラードナンバーとして一際存在感を放つ「いろは」はとりわけ名曲だと感じる。
安心安定のスキマ節も確立されて久しく、この手のバラードも過去の名曲群を連想することはあっても越えていくのは難しいと感じたりするのだけど、フラットな気持ちで聴くと純粋に良い曲だなと大いに感じられる。
こんなに素敵な曲を書き続けているのだから、またヒットしないかなぁ…!

12位 BEGIN「黄昏」

1/1発売、配信シングル。

この人たちの歌はいつ聴いても癒される!
決して派手なわけではないけれど、そのぶん心にスーッと沁み渡る優しさが音に表れていて、それが彼らの作品が持つ普遍性を体現しているのだと感じる。
年明け早々にリリースされた「黄昏」を聴いても、僕の大好きなBEGINサウンドが確かに心をそっと包み込んでくれて、どことなく寂しい真冬の夕暮れ時の感傷に彩りを添えてくれた気がした。
彼らのいつまでも色褪せないメロディーと素朴であたたかいサウンドから、沖縄やアメリカに思いを馳せるのも、今いるこの場所をより情緒豊かに噛み締めるのもオツだ。

13位 Ringo Starr「Let′s Change The World」

9/24発売、EP『Change The World』収録曲。

ビートルズが解散して50年が経ち、ジョンもジョージも亡き今も、80歳を迎えるポールとリンゴは現役でミュージシャンを続けている。
御二方の未だ衰えぬ創作意欲とパフォーマンスには感服するほかないが、リンゴが今年発表したEPのリードトラック「Let′s Change The World」はとりわけ年齢を感じさせない勢いに溢れた名曲だ。
楽曲制作にTOTOのジョセフ・ウィリアムズとスティーヴ・ルカサーを迎え、前向きな歌詞や若々しいリンゴのボーカルも相まって聴いていて気持ちいい仕上がりとなった。
この時代にはこういう開放感のある楽曲が必要だなぁとしみじみ感じながら、これからも愛聴します!

14位 Marshmello × Jonas Brothers「Leave Before You Love Me」

5/21発売、配信シングル。

個人的な話で恐縮なのだが、近頃のアメリカのカルチャーへの憧れが高じて、今年の初頭から在日米軍基地によるAMラジオ「AFN」をたまに聴くようになった。
ネイティブの英語を聞き取るのは…う~ん、まだ如何ともしがたいけれど、その合間に流れてくる洋楽がどれも素晴らしくて、Shazamで読み取ってはSpotifyにぶち込む作業が捗る(笑)。
この「Leave Before You Love Me」もその過程ではじめて知ったナンバーだ。
アメリカのDJ・Marshmelloと同じくアメリカのバンドであるJonas Brothersのコラボソングとのことだが、キャッチーなメロディーと80′sを思わせる煌びやかなサウンドが懐かしい気持ちを呼び起こす名ポップスだと一聴して感じた。
彼らの細かなプロフィールは正直全然知らないし、ここから深く聴いていくかも分からないのだが、この素敵な楽曲に出逢えたことを嬉しく思っています! AFNありがとう!

15位 スピッツ「大好物」

11/3発売、配信シングル。

ファンになって早9年、今年はスピッツをより身近に感じた1年だった。
8月には宮城にて念願のライブをはじめて観ることができ、カッコよすぎるロックバンドの雄姿に大きな感動をもらったことや、11月は「大好物」が主題歌になった映画『きのう何食べた?』を都内のシアターで観てあたたかな気持ちになったことが記憶に新しい。
新曲の発表も比較的活発で、春にリリースされた「紫の夜を越えて」はコロナ禍の現状を見つめながらもそこを越えていく頼もしさを感じる名曲だったが、それに続く「大好物」はタイアップ先の雰囲気に合わせたポップでスピッツらしいキュートさを持った楽曲。
サビの《君の大好きな物なら 僕も多分明日には好き》という一節は恋人に対してだけでなく、心から信頼できるすべての人たちにそう思ってもらいたい、また自分も思いたいと願う普遍的な心情が的確に綴られていると思う。
メロディーもサウンドもかわいらしくて何度もリピートしています! ご馳走さまです!

16位 Bruno Mars, Anderson .Paak, Silk Sonic「Skate」

7/30発売、配信シングル。

今年はSilk Sonicに痺れっぱなしの1年でもあった。
Silk Sonicはブルーノ・マーズとアンダーソン・パークによるコラボレーションユニットで、3月にリリースされた「Leave the Door Open」の多幸感に満ちたサウンドの虜になってからというもの、7月に出たこの「Skate」、そして集大成といえるアルバム『An Evening with Silk Sonic』に至るまでずっと聴いていた気がする。
個人的にアンダーソン・パークは初めましてだったが、ブルーノ・マーズに関しては昨年の嵐への提供曲「Whenever You Call」で遅ればせながら知って以降、マイケル・ジャクソンを思わせるダンサブルでいて丁寧に作り込まれたオリジナル曲も愛聴していて、リアルタイムで彼の作品に触れるのはこのSilk Sonicプロジェクトが初めてとなった。
70′sのフィリー・ソウルのテイストを基調としたサウンドメイキングは、本当に聴き手を幸せへと導いてくれるなぁ。
彼らのルーツや細かな音楽性など、詳しい事はまだあまりわからないけど、僕の大好きな洋楽ってこれよ!と思える名作でした。

17位 Official髭男dism「フィラメント」

8/18発売、アルバム『Editorial』収録曲。

今年の私的No.1アルバムがDoobie Brothersの『Liberté』であることは先述したが、J-POPではOfficial髭男dismの『Editorial』が一番好きかな。
前作『Traveler』に比べるとアルバム初出の新曲に地味目なものが多かったというか、何度も繰り返し聴くことで良さが見えてくる楽曲がほとんどだったのだが、最終的にはすべての楽曲が好きになり、アルバムの完成度の高さも実感していった次第。
ドラムスの松浦さんが初めて手掛けた「フィラメント」も例外ではなく、メロディーが熱く盛り上がる割にアレンジはクールで淡々としたものなんだけど、U2「Where The Streets Have No Name」などを参考に練っていた旨がApple Musicの公式プレイリストで明らかになったことで腑に落ち、両者を聴き比べることでますます「フィラメント」が好きになった。
聴き手の背中を押してくれる歌詞も素晴らしいが、《人の顔色ばかり覗き見て 間違えることさえ出来なくなっていた》という一節は身につまされるな…。

18位 Martin Garrix feat. Bono & The Edge「We Are The People」

5/14発売、配信シングル。

ここで髭男の項の伏線を回収(笑)。
この「We Are The People」はオランダのDJ・Martin Garrixが世界的ロックバンド・U2のメンバーであるBonoとThe Edgeをフィーチャーして制作した「UEFA EURO 2020」オフィシャルソング。
ヨーロッパのサッカー大会であるUEFA EUROは新型コロナのパンデミックにより1年延期となり、今年になって無事に開催されたようで、そのテーマソングとして発表されたこの曲はクールな中にも熱さを秘めたロックナンバーに仕上がっている。
静謐なAメロから徐々に演奏が熱く盛り上がっていく展開がそれこそ髭男の「フィラメント」などにも継承されたU2印のサウンドだと思うし、前向きな力強さを感じさせる歌詞も相まって、この時代の新たなアンセムだなと感じる。

19位 藤井風「きらり」

5/3発売、配信シングル。

現代のJ-POP界において、藤井風さんほど “天才” 肌のミュージシャンってそうそう居ないよなと思うことがある。
言動や佇まいもそうだし、立て続けに発表する新たな楽曲はどれも肩に力の入った緊張を感じさせないのに余すことなく“傑作”といえる出来栄えであることもそうだ。
今回紹介する「きらり」もまさに風さんの天才的な感性が生み出した名曲だと思う。
ダンサブルなノリの良さやスタイリッシュな雰囲気はいかにも近年のトレンドという感覚だけれど、Aメロからサビ、演奏の細部に至るまでドキャッチーで耳に残るのがこの曲の凄いところ。
曲の持つ疾走感が後半になるにつれて加速度的に増していく展開も申し分なし。
HONDAのCMソングとしても抜群の相性だったように思うし、天晴れの一言です!

20位 Kool & The Gang「Pursuit of Happiness」

8/20発売、アルバム『Perfect Union』収録曲。

Kool & The Gangにとって14年振りのオリジナルアルバムとなった新譜『Perfect Union』は、往年の彼らの名作群を思わせるブラックミュージックのカラーを押し出したものとなっていて、1曲1曲のクオリティも非常に高い名盤である。
近年はメンバーの逝去も相次いでおり、まさかこのタイミングで新しい作品を聴けるとは思わなかったので非常に嬉しかった。
トップバッターを飾る「Persuit of Happiness」も全盛期の彼らに引けをとらない名曲で、聴いていても思わず立ち上がってリズムを取りたくなるほど。
こういうのを聴いてしまうと洋楽の最新曲にはどうしても、彼らや先述のSilk Sonicのようにダンサブルで聴き心地がよくメロディアスな感じ、すなわち昔ながらのスタイルを求めてしまうよな…。

21位 Elton John & Stevie Wonder「Finish Line」

10/22発売、アルバム『The Lockdown Sessions』収録曲。

このコラボレーションは豪華すぎる…!
エルトン・ジョンの新アルバム『The Lockdown Sessions』ではさまざまなミュージシャンとのコラボ曲が収められているが、中でもスティーヴィー・ワンダーとのデュエット「Finish Line」は目玉といえる人選。
長きに渡りポップス界を牽引してきた2名による深みのある歌声、ゴスペルクワイアによる分厚いコーラス、そしてなにより重厚感のあるピアノバラードの素晴らしさ。
いつまでもずっと元気に歌い続けてほしいな。

22位 John Mayer「Last Train Home」

7/16発売、アルバム『Sob Rock』収録曲。

ジョン・メイヤーの新譜『Sob Rock』はカントリーのテイストが強いながらも全体的になかなか渋くて何度も聴かないと強く残らない側面もあったが、TOTO色の強いオープニングトラック「Last Train Home」は一度聴いただけで好きになれるような間口の広さを持った名曲。
今年はいろんな洋楽の新作に触れたけど、その始まりはこの曲だったな。

23位 TUBE「スマイルフラワー」

5/27発売、配信シングル。

夏になるとTUBEの曲を聴きたくなるのは毎年のことだが、昔のヒット曲のみならず新しい曲もイイ!
この「スマイルフラワー」は、コロナ禍を反映した昨年のアルバムのラストトラック「Route 567」からさらに一歩進んだ前向きさが感じられる爽やかなポップナンバー。
今年の初夏、この曲の地に足の着いたポジティブさには大いに救われました!

24位 Tom Grennan「Don’t Break the Heart」

3/12発売、アルバム『Evering Road (Special Edition) 』収録曲。

この曲はたまたまSpotifyのおすすめで出てきたのを聴き、なんていい曲なんだろうと感銘を受けた。
Tom Grennanはイギリスの若手シンガーソングライターとのことで、彼の詳しいバイオグラフィーはよく知らないのだけど、ストリーミング時代ならではの一期一会な曲との出逢いもなかなか素敵だなと思った。
良いメロディー、心に迫る歌詞、ドラマティックなアレンジ…こういう曲を歌うミュージシャンはもっと売れてほしいな。

25位 吉岡聖恵「まっさら」

12/22発売、CDシングル(11/29先行配信)。

今年はいきものがかりから名コンポーザー山下さんが脱退してしまい、以降はグループとしての活動よりもソロワークスの比重が高まってしまったことに一抹の寂しさを感じたりもするのだけど、吉岡さん初のオリジナル曲「まっさら」の真っ直ぐなポップさがあまりに素敵。
秦基博さんによる広がりのあるメロディーが最高で、吉岡さんの爽やかな歌声も楽曲のスケール感を充分に高めている。
やっぱりこういうストレートなJ-POPを聴いた後の安心感は段違い…笑

26位 フジファブリック「楽園」

2/3発売、CDシングル。

ここ2年くらいのフジファブリックは大いなる安定感がある一方、かつてほどの名曲はなかなか出てこなくなってきたかなと思っていたのだが、この「楽園」は個人的に久々にヒット。
この曲をはじめて聴いた年始はちょうどゴダイゴの魅力に取り憑かれていた頃だったので、めくるめくチャイニーズなアレンジが「モンキー・マジック」とかゴダイゴの楽曲を彷彿とさせる感があって一人で勝手に興奮していたのを思い出す(笑)。
アルバム『I Love You』もシティポップ感のあるお洒落な良作でした!

27位 Vaundy「花占い」

7/5発売、配信シングル。

最近よく名前を見かけるVaundy、今年に入ってからの新曲がどれも抜群のポップセンスで素晴らしい!
ドラマ主題歌に起用された「花占い」も、ブラスを活かした華やかなアレンジとともに突き進んでいく疾走感のあるメロディーが至高な名曲。
よくよく調べてみたらこの人、2000年生まれで僕より年下なんだよね…。
Maica_nさんの時も思ったけど、こんな若い人たちが次々と素敵な音楽を生み出している今のJ-POPシーンは最高だ!

28位 Awesome City Club「勿忘」

2/10発売、アルバム『Grower』収録曲。

Awesome City Club、今年は大躍進しましたね。
存在自体はずっと知っていたけど、個人的に楽曲単位で強く耳に残ったのは大ヒットしたこの「勿忘」がはじめて。
Awesomeらしい独特のグルーヴ感とサビの広がりがたまらない名曲だけれど、この曲が収録されたアルバム『Grower』も目を見張る完成度の名盤でした!

29位 Gaby Moreno & Van Dyke Parks「The Last Straw」

11/11発売、配信シングル。

天才Van Dyke Parksの新曲がまた聴けるなんて…!
スティールパンの音色が印象的なサウンドや複雑さを極めたメロディーはまさに往年のVan Dyke Parksの作風。
2年前のアルバムでも共演したというゲストボーカルのGaby Morenoの歌声も味わい深く、Van Dyke Parksの世界観を存分に感じられるドリーミーなマジカルポップスに仕上がっている。

30位 JINTANA & EMERALDS「Drip Trip」

9/15発売、アルバム『Emerald City Guide』収録曲。

まさかこの2021年にウォール・オブ・サウンドを体現する邦楽ミュージシャンが頭角を現すとは…。
シティポップのジャンルに括られながらも、古き良きオールディーズの音作りにこだわるJINTANA & EMERALDSの世界観が現在の僕の好みにフィットした。
今回のアルバムも前作から7年ぶりだったし、また次いつ聴けるかはわからないけど、これからの作品も楽しみ。



というわけで、ボリュームアップした今年のベストソング記事でした!!
来年も素晴らしい音楽に出逢えることを願い、この記事を締めたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!

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