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Official髭男dism「ONE-MAN TOUR 2021-2022 -Editorial-」2022.3.21 さいたまスーパーアリーナ

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まさかの3記事連続ライブレポ…笑
個人的にも世の中の状況を鑑みても、これまででは考えられなかったことが現実になったなぁ…という感慨で胸がいっぱいです。

春休み中にライブを3本も観られるなんて、今後の人生を含めてもこんな機会は滅多にないだろうなと思うので本当にありがたいですし、こうした幸せを一瞬一瞬、噛みしめて過ごしていきたいですね。

というわけでついに行ってきましたよ、人生初ヒゲダン!
いや、なんというかエンターテインメントの底力を見せつけられたような感覚です…
一言で表すならば圧倒的に“楽しい”
演者全員が若いというのも大いにあるのかもしれませんが、終始とにかく底知れないエネルギーに溢れていて、観ていて元気がみなぎってくるような一夜でしたね。
音楽かくあるべし、と言わんばかりの珠玉のライブでした!

まずは例によって、当日の開演前の様子からお届けします。

2022.3.21 (Mon.)

この日は午前中に自宅を出発し、さいたま新都心駅を目指します。

お昼前にはさいたま新都心に到着しましたがさすがは春分の日、街は大いに賑わっておりました。

なぜそんなに早くに?と思われるかもしれませんが、この日の開演前にTwitterでお世話になっているフォロワーさんと念願の初オフ会を果たしたからでして。
Twitterにおいて好きな音楽の話題を中心に5年もの期間にわたって頻繁にやり取りさせていただいている仲ですが、同い年ということもあって戦友のような特別な絆があるんですよね。
彼が仕事の都合で埼玉に転勤してきたタイミングでお忙しいであろう中、ゆっくりお話しさせていただけて本当に嬉しかった。

会って早々、爽やかで明るい彼のお人柄に感動しつつ、ひとまず僕のイチオシのご飯屋さんでランチ。

やって来たのは2017年オープンの商業ビル「JRさいたま新都心ビル」にある博多華味鳥というお店で、博多の美味しい名物料理を味わい尽くせます。
落ち着いた佇まいの店内が素敵です◎

我々がいただいたのはランチメニューの「鶏ガラ塩ラーメン御膳」。
マイルドであっさりしつつもコクがある極上の塩ラーメン、名物の明太子とご飯の相性の良さ、久しぶりに食べたけれど最高!
フォロワーさんにもご満足いただけて嬉しかった! ご馳走さまでした。

美味しいご飯のあとは、2人でゆっくりお話ししながら駅周辺を散策。
僕が22年間住んだ埼玉の思い出話に始まり、Twitterについてや好きな音楽に関するお互いの熱い想い、フォロワーさんの大学生活や就職に関するエピソードに至るまで、さまざまなテーマに発展し、時間を忘れてじっくりお話ししました。
トータルで4時間に及び、キリが無いので話の続きはまた近々お会いした際に…と交わすほど盛り上がれたひとときはとても初対面とは思えないほど。
本当に素敵な仲間を持ったな…としみじみ感動しつつ、ライブの開演が迫ってきたので彼に見送っていただき会場へ。
最高の時間をありがとうございました!

この日はコブクロのATBツアー以来、3年振りのさいたまスーパーアリーナでしたがやっぱりキャパが桁違いです…!
そして演者が若いと観客も若いw

そんな懐かしさと新鮮さが同居し、胸を弾ませながら会場入り。
追加販売だったので座席に関してはまったく期待していなかったのですが、400レベルということで座り心地はイマイチながらもステージがよく見渡せる位置だったのでありがたかったです。
あと座席の造りの関係で、最後まで着席して鑑賞できたのもよかった!

開演前のBGMはブルーノ・マーズやマーヴィン・ゲイ、EW&F、スティービー・ワンダーといったセンスの良さが滲み出るシャレオツな選曲。
ライブ中にも改めて実感しましたが、ヒゲダンの音楽的ルーツはやはりブラックミュージックなんですね。
個人的にTOTOで一番好きな「Stop Loving You」が流れた時は昇天しかけました笑

そして会場のアナウンスが…
なんとこの日は映像収録が入っており、ステージ周辺にはあちこちにカメラが。
収録日に遭遇することは生まれて初めての出来事なので貴重な経験です。
後々、ライブ映像作品でこの日の記憶を振り返ることができるのは嬉しいね。

さて、ここからはライブの内容へ。

しばらくすると、開演前の音楽が鳴り止まないまま会場が暗転。
マイ・ケミカル・ロマンス「Welcome to the Black Palade」の印象的なドラムロールがクレッシェンドしていき、ステージ上のスクリーンに映像が流れます。
POVでとある部屋が映し出され、室内を歩き回る様子が流れたあと楽譜をピアノにセットするシーンが。

そのままピアノを弾き始め、それと同時に生のピアノサウンドに切り替わる形で始まった1曲目は「Universe」
このオープニングは鳥肌が立った!
タイアップ先の映画ドラえもんが1年越しに公開されたということで、最近リピートしていましたがめちゃくちゃ素晴らしい曲です。

続けて「HELLO」「宿命」と近年のキラーチューンを連打し、会場のボルテージが高まったところで最初のMCを挟み、人気曲「115万キロのフィルム」を披露。
この3曲は人気曲である上に一昨年の配信ライブでも聴いたので、さして新鮮味のある選曲でもないですが、生で観るとボーカルや演奏の迫力が段違いです! 感動。
個人的にはこのポジションで、ツアー前半では披露されていたらしい「パラボラ」も聴きたかったというのはありますが…。

ここからのブロックではニューアルバム『Editorial』からの新たな曲を固め打ち。

「Shower」藤原さんがアコースティックギターを演奏しており、普段のステージではあまりお目にかかれないであろう貴重なシーンに興奮。
藤原さんは元々ドラマーだったりメンバーの担当楽器も一通り弾ける腕前を持っているので、その多才さをさりげなく前面に出してきてくれたのがじつにオイシイポイントでした。

次の「みどりの雨避け」は個人的にアルバム新曲では一番好きな曲のひとつ。
B.J.トーマスやサイモン&ガーファンクルなど往年の洋楽ポップスを思わせるピースフルで懐かしい世界観が大好きです。
「旅は道連れ」然り、楢﨑さんの作る曲はほのぼのとしたカントリーテイストのものが多いよね笑
曲前の楢﨑さんのMCも相まって、地元や旅行で訪れた土地のノスタルジックな商店街の風景が鮮明に浮かんできました。
パフォーマンスの観点では、指揮者さながらのアクションを取る楢﨑さんがツボだったのと、藤原さんが鉄琴を演奏している光景が新鮮でしたね。
ギタリスト大輔さんの良さが出たムーディーなミディアムナンバー「Bedroom Talk」をもってしっとりとしたセクションは終了。

続けて演奏された名曲「Laughter」ではどこまでも伸びていく藤原さんのボーカルにグッと心を掴まれました。
この日の数々の名演の中でも屈指の緊張感と集中力に、圧倒的なまでの感動を味わえました。
曲の良さも演奏も素晴らしすぎる。

それを受けての「フィラメント」もカタルシスに溢れていて素晴らしかったな。
ちゃんまつ氏の作曲家としての才能が光る名曲で、U2印のバンドサウンドもより迫力を増していてカッコよかったです。

今回ライブで聴いて最も印象が変わった曲こそ、今年の元旦にリリースされた最新曲「Anarchy」
スタジオ音源だとなんだか平坦な感触もあってマニアックで暗めな印象ばかり残っていましたが、そこはライブバンドのヒゲダン、生で大いに化けました
こんなにカッコいい曲だったとは…そう気付けるのもライブの醍醐味だな。
終演後、ずっとリピートしています!

ここからは盛り上がりブロック。
すっかり定番曲として定着し、お決まりの振りに会場全体の一体感を味わえる「Stand By You」「ブラザーズ」「ノーダウト」あたりの華やかな過去曲にはポップスバンドとしてのヒゲダンの懐の深さを感じましたし、プライベートな苦悩を綴った歌詞に反して新たな盛り上げナンバーに成長しそうな「ペンディング・マシーン」も今回聴けて本当によかった。
休憩も無しに歌い、話し、叫びまくってもなお歌声が伸び続ける藤原さんの喉の強靱さにも驚くばかりです…

それとは対照的にロック魂が炸裂しまくる「FIRE GROUND」「Cry Baby」の2曲も本当に素晴らしかった!
大輔さんの攻撃的なギターサウンドはポップなだけでは終わらないヒゲダンの持ち味のひとつだと痛感しましたし、曲によってさまざまな表情を見せる藤原さんの圧倒的ボーカル、楢﨑さんやちゃんまつ氏によるリズム隊のグルーヴ感、お馴染みのサポートメンバーまで含めてOfficial髭男dismの盤石なサウンドが形作られているんだな、と一枚岩なバンドの姿に胸がいっぱいになりました。

本編ラストはおそらくヒゲダンが今一番リスナーに伝えたいであろう新作からの3曲を演奏。
アルバムで初めて聴いた時には思わず涙したアカペラの表題曲「Editorial」、そこから組曲のような深みをもたらすアルバム随一の名曲「アポトーシス」へと続く流れは鳥肌モノでした…。

コロナ禍の現状、そしてオーディエンスに対する想いがひしひしと伝わってくる藤原さんのMCを受けて演奏された「Lost In My Room」ではどうしたらそんな声が出るのか!?と思わせる常人離れした高音ボーカルが楽曲に説得力を持たせ、あまりの凄さに放心状態になりました…
サウンドメイキングも含めた“歌の力”に心揺さぶられ、ここで本編が終了。

アンコールでは再びオープニングと同じような映像がスクリーンに映し出され、またも部屋を彷徨った末にピアノに手を置くタイミングでイントロが流れての「Pretender」
2度も同じ展開でしたがこれはズルいです、鳥肌が立ちます(笑)。
ヒゲダンを一躍スターダムにのし上げた名曲なだけに、このあとMCでも触れられていましたが、さいたまスーパーアリーナで演奏するこの曲には本人たちの感慨もひとしおだったと思います。

ここでメンバー紹介のMC。
今回、MCがやけに少なくてビックリしたのですが前日はこのコーナーでもっと喋っていたらしいので、映像収録用に割愛した部分もあるのでしょう。
改めてサポートメンバーも含めたバンドの仲の良さが感じられてほっこりしました。

MC明けの「異端なスター」もかなり演奏頻度が高い気がしますが、内省的な歌詞からは考えられないくらい親しみやすさを持った曲調・アレンジに会場が一体となっていて多幸感でした!

最後はヒットチューンでありアルバム収録曲でもある「I LOVE…」で大団円。
一聴すると普通にいい雰囲気のラブソングですが、MCでも語られた通り、昨今のコロナ禍や世界情勢を踏まえて聴くとより深みを増して響いてきて、最後の最後で涙が出そうになりました。
この曲で幕を降ろす今ツアーは、偽りなく最高のライブです!


というわけで2時間を越えるライブが無事に終演。
最高としか言いようのない濃密なライブを目撃できたこと、きっと一生忘れないと思います。
この光景が映像作品としてリリースされる日が楽しみですし、これからのOfficial髭男dismもずっと追いかけていきたいなと心から思えました。

素晴らしい春休みの思い出をありがとうございました!

SET LIST

  1. Universe
  2. HELLO
  3. 宿命
  4. 115万キロのフィルム
  5. Shower
  6. みどりの雨避け
  7. Bedroom Talk
  8. Laughter
  9. フィラメント
  10. Anarchy
  11. Stand By You
  12. ペンディング・マシーン
  13. ブラザーズ
  14. ノーダウト
  15. FIRE GROUND
  16. Cry Baby
  17. Editorial
  18. アポトーシス
  19. Lost In My Room
    ENCORE
  20. Pretender
  21. 異端なスター
  22. I LOVE…
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