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コブクロ「KOBUKURO 25TH ANNIVERSARY TOUR 2024 “QUARTER CENTURY”」2024.8.23 東京ガーデンシアター / 10.20 ぴあアリーナMM

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どうもこんにちは、やたろです。
8月23日、コブクロの25周年アニバーサリーツアーを東京ガーデンシアターで鑑賞した際にレポをUPしたのですが、10月20日にぴあアリーナMMで再度観ることができたので、本記事はその内容を追記し再編集する形でお届けします。

8月のガーデンシアターは謎の焦燥感に駆られ、急遽トレードで取ったチケットを携えてアルバムリリース前に観ることとなったのですが、元々の鑑賞予定は10月のぴあアリーナMMだけでした。
そのため、結果的に今回はニューアルバム『QUARTER CENTURY』を手にする前とじっくり聴き込んだ後で1回ずつライブに臨んだわけですが、我ながらなかなかオイシイ楽しみ方ができたなと。

とはいえアルバムの全体像を把握しているか否かによってライブへの没入感は大きく変わってくるので、どちらかといえばリリース後に参加するほうがライブツアーの世界観に深く入り込める感覚は強いですね。

では、ここからは2日分の様子をダイジェストでお届けします!


8月の東京ガーデンシアター公演では、開演前に例の如く首都圏各地から集まったコブクロファンの精鋭たちとの濃密なお話に花を咲かせたほか、取材に来ていたTBSのオファーのもとでファン仲間と一緒にインタビューに応じるという貴重な経験もさせていただきました。
(なんと9月27日放送の『ハマダ歌謡祭』で私のコメントが地上波に流れまして、大変光栄なことなんですが改めて振り返ると恥ずかしいものですねw)

10月のぴあアリーナMM公演では、2019年のATBツアー以来5年ぶりに母親と一緒に観ることが叶い、とても楽しくて元気をチャージできたと喜んでもらえて心から嬉しかったです。
もちろんコブクロファン仲間との邂逅もあり、自分ひとりだけでは成り立たないライブの醍醐味を心から感じましたね。
個人的にこちらの会場は2023年3月のASKAとデヴィッド・フォスターのジョイントライブ以来の来訪でしたが、比較的キャパは小さめながらもステージが観やすくていい会場ですね。

現時点の予定ではこの日が2024年のライブ納めとなりそうですが、とても素敵な1年間の締め括りとなりました!


開演時間が迫り、お馴染みのJames Taylorがフェードアウトし会場が暗転していくと、何やら聴き覚えのあるインストゥルメンタルが…
そう、笹路正徳師匠が編曲を手掛けた「交響曲第5296番」です。
改めて小渕さんの紡ぐメロディーラインの秀逸さに恍惚としているのも束の間、予想外のオープニングが待ち受けていたのでした。

♪心待ちにしていた〜

なんと!?
あの伝説の『5296』ツアーのオープニングを飾ったテーマ曲が16年の時を経て歌われるという…(ATBツアーでも部分的に挿入していましたけどね)。
小4の秋、大好きな祖母がプレゼントしてくれた思い出の映像作品で擦り切れるほど視聴したあのオープニングを…
今回はバンド演奏も加わり尚更ドラマティックな幕開けとなりましたが、25周年を意識した演出にグッと来ざるを得ません。
船舶のコンテナをイメージしたステージセットもニューアルバムのコンセプトに合致していて、オーディエンスのワクワク感を煽ります。

本編1曲目は「宝島」
東京ガーデンシアター公演では、この曲のイントロが鳴った瞬間からずっと涙が溢れて止まりませんでした…
コブクロを好きになったばかりの小学生時代の気持ちが一気にフラッシュバックしてきて、ノスタルジーに涙を誘われましたね…。
音楽はどんなに優れた作品であっても、結局のところリスナー個人の思い入れに勝るものは無いんだなと改めて実感します。

その後も「SUNRISE」「サイ(レ)ン」と少し懐かしい曲が並ぶオープニングブロックでしたが、どれも過去のライブツアーの1曲目を狙い澄まして並べ立てたとのこと。
アレンジの細部をマイナーチェンジした「サイ(レ)ン」は歌も完璧に近いものがあり、寛雄さんのベースを軸としたバンドグルーヴも大胆に炸裂して今ツアーのセットリストの中でも指折りで印象深い曲となりました。

東京公演を観た時にはなぜそう思ったのかよく分からなかったのですが、ニューアルバムとぴあアリーナ公演を踏まえて考え直してみると…
今のコブクロってかつてのヒット曲のような絶唱系のパワーバラードよりも、一定以上のテンポ感やロックテイストを有するナンバーのほうが『歌』から感じ取れる情報量も腕利きのバンドメンバーによる演奏も際立っていて良いなぁと思ったんですよ。
だからこそ、名盤『QUARTER CENTURY』での攻めの姿勢が個人的にとてもしっくり来たのかもしれませんし、ライブでもシリアスなゾーンより “楽しさ” を感じさせる楽曲に入り込めたのでしょう。
「雨粒と花火」がYouTubeを中心に話題になったこともそうですが、今後のコブクロはアッパーな楽曲が活動のキーとなるのではないかとも思うほどです。

お二人、特に小渕さんの歌声にしても一時期に比べて確実に良くなっているのは明白ですが、症状の性質からして常に全快のパフォーマンスを求めるのは違うなぁとも感じるので、ファンとしても引き続き焦らずに応援していけたらと思います。
仮に不完全な部分があってもその都度工夫し補っていけば、昔にそのまま戻るのではなく新たな姿で最大限の魅力を引き出せる…これは私の闘病経験から得られた知見でもあります。

閑話休題…
ぴあアリーナでは即興ソングの弾き語りや昭和の名曲カバー(スタイリストの大村氏による「抱きしめてTONIGHT」)など、こちらも過去のツアーの名場面を彷彿とさせるMCで会場を沸かせ、その勢いのままにニューアルバムから「Blame It On The Love Song」「Mr.GLORY」を立て続けに演奏。
往年のグループサウンズを彷彿とさせる前者も、アメリカンポップスのようなスウィング感が心地よい後者も、レトロな曲調に躍動感を生み出すバンドの手腕が光りますね。
歌詞の良さは無論コブクロの持ち味ですが、それを極限まで引き立たせる見事なサウンドメイキングにここ数年でますます磨きがかかっていることを改めて実感します。
その意味において、特に私の大好きな「Mr.GLORY」はコブクロの真骨頂というべき名曲だなと再認識しました。感動。

続く「hana」は何気に久しぶりの演奏です!
何と言ってもサビの小渕さん主旋律パートが印象的な楽曲で、今ツアーでこれを持ってきたところに復調傾向を感じますね。
時に小渕さんに寄り添い、会場全体を包み込む黒田さんの優しいボーカルアプローチもますます磨きがかかっており、あぁこの人は “天性のボーカリスト” なんだなと改めて感じました。
この曲の肝というべき福原さんのワイルドなギターソロ、痺れます。

MCを挟んで「Million Films」
9歳の頃、カルビーポテトチップスのCMを見ていた私がわずか15秒の尺で流れたこの曲のメロディーの美しさに胸を打たれ、コブクロを本格的に好きになった…というのは有名な話ですね(?)
そんな思い出とともにこの曲の持つ多幸感に酔いしれ、楽曲の持つ優しい世界観に浸ることができました。

ー続いての曲へ参ります。それでは歌っていただきましょう、令和6年のヒット曲よりコブクロで「雨粒と花火」
イントロでそんな曲紹介をしたくなる(笑)話題沸騰中のロックチューンがここで登場。
70’s前後の日本のロックや歌謡曲を思わせるレトロな曲調、飛び切りハードなギターサウンドは抜群の相性で、ライブで披露される度に磨かれていって新たなコブクロの代表曲の仲間入りを果たしたように思います。
カースケさんのドラミングも力強く、全身に電流が走るような感覚にさせられるプレイに圧倒されました。
どちらの公演でも会場中タオルを回しながら大盛り上がりし、満悦至極いたしましたが、小渕さんの語った『夏の定番曲になってほしい』との言葉は現実のものになりつつありますね。

MCを挟み、ここからはバラードを3曲。
ニューアルバムからの「雨」はこれまたレトロな質感で、Eaglesのようなカントリーテイストがコブクロとしては新鮮なバラードですが、程よいテンポ感が心地よくスーッと心に染み込んできますね。

昨年のツアーの核だった「エンベロープ」もより歌の精度が上がり、どちらの公演でも演奏も含めてこの上ない『完璧』なテイクで感動しましたね。

そして大名曲「ここにしか咲かない花」
非常にカロリー消費の激しい1曲で、代表曲でありながら近年のライブではここぞというタイミングでしか歌われなかったので、それを今ツアーで持ってきたところにお二人の自信と覚悟を感じずにはいられませんでした。
とてつもない緊張を感じたであろう中、音程をブレずにギリギリの所で歌い切った小渕さん。
これまでのどの曲目と比べても圧倒的なボーカルを会場中に響かせた黒田さん。
涙を誘うというよりは、すべての演奏が鳴り止んだ時にひたすら放心状態になるような圧巻のパフォーマンスでした…!
これだからコブクロのファンはやめられないね。
ただ、現在の彼らのモードやアルバムのテイストが比較的アッパーなこともあり、ここが今ツアーのピークという印象には不思議となりませんでした。

ロングMCは東京公演よりもぴあアリーナ公演のほうがさらにキレッキレで、黒田さんの舌好調なトークはコブクロを形作る大切な要素であることを実感します。
まさか、この時に横浜ゆかりのゆずを散々イジり倒していたことがのちの伏線になろうとは、誰も知る由もなく…笑

会場の熱気を汲む形で盛り上がりゾーンに突入し、コール&レスポンスやウェーブ、よっしーさんのダンス(笑)など盛り沢山のエンタメ要素で楽しすぎる時間はあっという間に過ぎていきます。
あまり意外性のある並びではなかった気もしますが、リゾートミュージックを思わせる「SPLASH」は改めてその名曲ぶりを再認識できて嬉しかったです。

アンコールを経てメンバーが再登場…いや、バンドメンバーがいないぞ…
と思いながら弾き語りでスタートした「轍」
2番あたりからラムジーさんのカホンが加わり、福原さんのギターが鳴り響き…と次第にメンバーが増えていき、最後はフルバンドでガツンと聴かせる演出にグッときましたね。
聴き慣れた曲でもこういうひと工夫があるとマンネリズムなど気にならなくなります、いやでも「轍」に関しては何度聴いても飽きない不思議な魔力のある曲なんだよな…。

…というのが東京公演の感想。
ぴあアリーナ公演では「轍」の2番で明らかに違う歌声が混ざり、会場がどよめく中でゲストのスキマスイッチがサプライズで登場したのです。
スキマスイッチも大好きなので思わず隣にいる母と顔を見合わせ、もう大興奮!!

同じ時代にメジャーシーンでブレイクしたミュージシャン同士、2024年の今も渾身の新作を生み出し続け、互いをリスペクトし度々の共演まで実現したことに対して両者のファンとして胸がいっぱいになりました。

大橋さんと常田さんからの「25周年おめでとうございます!」とのお祝い、ゆずイジりを含んだ大爆笑のトーク、そしてこの日だけの「全力少年」のスペシャルセッション。
紛れもなくぴあアリーナ公演のハイライトのひとつといえる極上の瞬間でした。
来年はスキマスイッチの『A museMentally』ツアーも観に行きますので、また最高のステージをよろしくお願いします!

スキマスイッチが退場し、3時間以上に及ぶライブのオーラスを飾るは…
25th Anniversary Song「RAISE THE ANCHOR」
改めてですが、この記念すべきメモリアルイヤーによくこれだけ新鮮味に溢れた会心の名曲を仕上げてきたな、と。
ColdplayやU2などを思わせる壮大なサウンドスケープ、ここまでのベストテイクを余裕で更新しにかかる黒田さんの圧倒的なボーカル、会場全体の大合唱…
コブクロの活動期間とともにある僕の人生において、この上ない贈り物のような楽曲だなと感じています。
いつだって掲げていたい《先を案ずるな 今を生き切れ》というフレーズもまた、小渕さんからいただいた人生訓です。


ここまで長々とライブの模様をお伝えしてまいりましたが、いかがでしたでしょうか?
相変わらず実家のような安心感に包まれるコブクロのライブは何度足を運んでも格別ですし、ぴあアリーナ公演ではスキマスイッチが来てくれたことでますます特別な思い出となりました…!
何より、キャリア26年のベテランミュージシャンが新曲で会場を沸かすことのできる凄さは改めてコブクロの底力だなと感じましたね。

コブクロの音楽は私の人生そのものですので、これからも末永く応援していきたく存じます。
四半世紀のそのずっと先も、私がくたばるまで共に歩ませてください!


SET LIST

01. 宝島
02. SUNRISE
03. サイ(レ)ン
MC
04. Blame It On The Love Song
05. Mr.GLORY
06. hana
MC
07. Million Films
08. 雨粒と花火
MC
09. 雨
10. エンベロープ
11. ここにしか咲かない花
MC
12. この地球の続きを
13. tOKi meki
14. SPLASH
15. Moon Light Party!!
ENCORE
EN1. 轍
MC
全力少年 with スキマスイッチ (ぴあアリーナMM 2日目のみ)
EN2. RAISE THE ANCHOR

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