実に2年振りとなるコブクロの有観客ライブツアーを観てまいりました!
コロナの状況のみならず、台風16号の接近に伴って一時は開催の可否も心配されましたが、無事に決行されて本当によかったです。
この記事では、10月1日のパシフィコ横浜公演のレポを中心に、公演前後の横浜市街の様子なども含めてライブの雰囲気をお届けできたらと思っております。
それでは時系列を追ってまいりましょう!
当日は朝に大学のオンライン授業があったのでまずはそちらに集中しつつ、お昼前には終わったのですぐに自宅を出発。
1時間以上電車を乗り継ぎ、神奈川県横浜市のみなとみらい駅に到着しました。

実はここ、3年連続で大学入試の当日に降り立った駅でして、ともすると苦い記憶があったりもしますが、今回はお楽しみで訪れることができたので当時のことも良き思い出に昇華することに成功しました。


せっかくなのでみなとみらい周辺にも足を延ばしたいところではありましたが、外は雨風が凄まじいので、駅直結の大型複合施設「Queen′s Square YOKOHAMA」をぶらつきながらゆったりとした時間を過ごしました。
こちらは高層のオフィスビルをメインに、ショッピングモールやホテルなどを含む一大商業施設です。
今回の会場であるパシフィコ横浜にも連絡デッキを通じて素早くアクセスできたので助かりました…!
お洒落なアパレル店なども軒を連ねていますが、ここは特に飲食店が充実していて、みなとみらいでランチやディナーを楽しむにはうってつけのスポットです。

この日のお昼は、隣接するランドマークプラザまで歩き、「鶏三和」にて美味しい親子丼をいただきました。
濃厚な味わいの鶏肉と卵はコンビネーションが抜群ですね。爽やかな後味のお吸い物と甘めの梅干しもたまらんです。
ご馳走様でした!

モール内を歩き回りながらしばらく時間を潰すと、あっという間に開場時間に。
Star Made Tシャツを着た同志たちがチラホラ現れる中、雨に濡れるのを覚悟で今回のライブ会場「パシフィコ横浜 国立大ホール」へと移動。
この荒天では写真もあまり撮れず…汗
個人的には長年ずっとさいたまスーパーアリーナでしかライブを観たことがなく、こないだようやく宮城のグランディ21に遠征できたばかりなので、比較的小規模のホールでライブを観るのは今回が初めてでした。
グランディ21はともかく、たまアリに比べると音響が遥かによかった気がします。
思ったよりもあっさりと入場手続きが済み、2年振りのコブクロライブへと期待を募らせます。

ホール内からも窓越しに海が見えるのがいいね。

比較的ステージをよく見渡せる座席に着くと、開演前のBGMとしてJames Taylorが。
じつは前回のATBツアーの際にはJTを知らなくて、ここ1~2年で洋楽にのめり込んだタイミングで熱心に聴くようになったミュージシャンなので、まさかコブクロのライブで耳にするとは思わずに興奮しましたw
さて、ここからはライブの内容に触れていきます。
今回のライブツアーは久々のオリジナルアルバム『Star Made』を引っ提げた5年振りのアルバムツアー。
コロナの感染防止の観点から、05~06年以来となるホールのみのライブツアーになりましたが、小規模の会場だと演出も最小限な上(後述)、歌声や演奏がダイレクトに響いてきて素晴らしいですね。
開演時間はおよそ5~10分押しでBGMがフェードアウトし、会場が暗転。
小鳥のさえずりや雨音などヒーリングっぽいSEが流れたのち、緞帳の向こうでバンド&ストリングスメンバーが位置につき、重厚な演奏を奏でます。
あまりの迫力にいきなり圧倒されつつ、幕が落ちて1曲目はアルバムと同様に「Star Song」にてスタート。
一聴しての感想ですが…黒田さん、歌の技術が前にも増して上がっていません!?
今回のアルバム曲のスタジオテイクや先日の配信ファンフェスタでもその片鱗は見えていましたが、優しく情感の込もった箇所と力強く吼える部分との歌い分けが恐ろしいほどの完成度です。
楽曲そのものの素晴らしさも相まって、2番サビでは聴いていて涙が流れそうになりました。
この上ないオープニングを経て、「晴々」「ONE TIMES ONE」とアルバム収録のシングル曲を連投。
「ONE TIMES ONE」のCメロでの小渕さんのロングトーン、凄まじい声量で鳥肌が止まりませんでした。
黒田さんも早くも疲れ気味ではありましたが、少々掠れる以外には歌声のクオリティは落ちず、ATBツアーからの進化を感じます。
最初のMCを挟み、2017年の心ツアー以来の演奏となる「紙飛行機」。
かなり意外なセレクトでしたが、今回のアルバムのテーマ性にも近いものがあり、会場を優しく包み込むような大らかさがありました。
そこから「夕紅」「卒業」とアルバムからの新たな曲が続き、1日の流れを感じさせる情景豊かな曲順にウットリと聴き入りました。
曲説MCを挟んで披露されたのは、23年前のコブクロ結成直後から存在する人気曲「赤い糸」、そして同曲と歌詞の世界観が繋がっているとされる「露光」。
この2曲は黒田さんの艶やかなボーカルとバンドの演奏が息を呑むほどに美しくて、小渕さんも言うように今までにない新たな局面を感じさせてくれました。
よっしーさんの極上のピアノとともに、演奏終了後のじんわりとした余韻がいつになく心地よかったです。
このあとのMCでは10年前の活動休止の話を織り交ぜつつ、そのときに分かった立ち止まる人の気持ちに思いを馳せて2018年に作った曲です、との触れ込みで「風をみつめて」を披露。
前回のATBツアーで聴いた時よりも小渕さんのファルセットの精度は大きく上がりましたが、音程が取れない箇所が多く、終始絞り出す形で発声していたので聴き手としても辛かったですね…。
それでも怯まずに歌う姿、ライブに懸ける情熱は胸に迫るものがあり、その姿が見られただけでも今回参加してよかったと思えたのです。
小渕さんはこのライブ全体を通して、音程を取るのに苦心しつつもシャウトやロングトーンでは力強い声を聴かせてくれたので、その時どきで出来るパフォーマンスを最大限に活かし、うまく工夫しながらステージを乗り切る…というスタンスが今まで以上に伝わってきました。
間違いなく彼の精神力とプロ根性の賜物です。
少し逸れましたが、次の「両忘」ではあれだけ苦しそうだった小渕さんの歌声が見事に蘇っていました…!
この曲はスタジオ音源ではほぼ打ち込みだったのが、ライブに際して生のバンドサウンドにアレンジされていて格段にカッコ良かったです。
ラムジーさんのパーカッションのグルーヴ感がすさまじかった…!
摩訶不思議で物々しい雰囲気を演出する長めのイントロでは小渕さんがまさかのテルミンを演奏し、The Beach Boys「Good Vibrations」で使われているあの音じゃん!という興奮がありました!
また今回、ライブツアーとしては久しぶりに派手な映像演出がほとんど無かったのですが、この曲は背景にサイケデリックな模様が変形する(?)という数少ない演出が突き刺すような照明とともに演奏を彩りました。
珍しくハンドマイク姿の小渕さんの自由自在な動きにも圧倒されましたね…
この時点で既に大きく感情が揺さぶられていましたが、次の「灯ル祈リ」のイントロが始まった瞬間、いろんな感情が溢れて涙が止まりませんでした。
コロナ禍において1人1人が大変な中、この曲を聴いた時にみんな頑張って生きているんだと思い出してほしい、と後のMCで小渕さんが語っていましたが、僕個人としても閉塞感に満ちた2020年の日々を経て、今こうしてライブ会場に居られることへの嬉しさや感謝が溢れ出てきて、不覚にも泣けたんですよね。
もちろん演奏そのものも今ライブのベストアクトといえる素晴らしさ。
一体感のある力強いロックサウンド、どこまでも突き抜けていく2人のボーカル、大サビの凄まじいアカペラ、再度バンドがインして果てしなく鳴り響くアウトロ…たまらなかったですね。
鳥肌が止まらないままスタンディングオベーションです!
熱気に包まれた会場の空気感をぶった切るかのように(笑)このまま爆笑MCに突入w
コロナ禍を経ても何ひとつ変わることのない、いつものコブクロの面白さがそこにはありました。
そしてお待ちかねの盛り上がりゾーン。
一発目はなんと「コンパス」!
単発ライブではちょくちょく披露していますが、ツアーでの演奏はおそらく MUSIC MAN SHIP 以来でしょうか? これはレアですね!
続けて「君になれ」「白雪」「大阪SOUL」とアルバムからのアッパーな楽曲が続きますが、今回のセットリストは有名曲や定番曲の大半が外れ、ほとんどアルバム収録曲だけで構成されている攻めようなんですよね。
この3曲ではギターの福原さんが大きく動き回り、小渕さんとはもちろんドラムのカースケさんやベースの種子田さんの所まで行って弾いていたのが印象的でしたw
「白雪」での漆原さんのバイオリンソロもカッコよかったし、バンドメンバーそれぞれに見どころがあって素敵でした。
ここで本編が終わり、「ストリートのテーマ」の合唱は事前に録音されたものをテープで流していましたw
アンコールで再登場し、ストリングスも入っての「轍」も素敵な演奏。
オーラスの「Always (laughing with you.)」では歌声のコンディションも良く、純粋に楽曲の素晴らしさに浸れました。
小渕さんの音程の正確さもリラックスしていたからなのか抜群に良く、伸びやかな歌声を聴かせてくれましたね。
CD音源では早々にフェードアウトしていたアウトロの部分を皆でワイパーし、しみじみと幸せを噛み締めながら今ライブは幕を閉じました。
終演後のEagles「Take It Easy」の耳心地の良さもライブの素晴らしさあってこそ。
というわけで久しぶりのライブが終了。
曲数も少なく2時間半という短さでしたが、密度が濃く満足度の高い内容でした!
前回のATBツアーのさいたま公演が個人的にどこかしっくりこない部分もあったので、今回も観るまでは期待と不安が半々でしたが、いざライブが始まると非常に楽しくて、やはり僕はコブクロが大好きなのだと再認識させられた一夜でした。
今ツアーの参加はこれだけなので、また来年以降も楽しみにしております。
素敵なライブをありがとうございました!





終演後は家族と待ち合わせて1泊2日の横浜滞在を楽しんだので、次回の記事ではその様子をレポいたします!
乞うご期待!


