レミオロメンの2ndアルバム『ether [エーテル]』の感想記事です。
収録曲
01. 春夏秋冬
02. モラトリアム
03. 春景色
04. アカシア
05. 永遠と一瞬
06. 深呼吸
07. ドッグイヤー
08. 五月雨
09. コスモス
10. 3月9日
11. 南風
12. 海のバラッド
基本情報
▪2005年3月9日発売
▪SPEEDSTAR RECORDS / 浮雲レーベル
▪最高2位
発売20周年!
今回のブログでは久しぶりのアルバム感想として、レミオロメンの不朽の名盤『ether [エーテル]』をご紹介します。
なんと今年でリリースから満20年!
代表曲「3月9日」を筆頭に、時を超えて愛され続ける名作ですね。
ロックバンドらしさとポップス性の両立
レミオロメンは2000年に山梨県で結成され、2003年にミニアルバム『フェスタ』でインディーズデビューを果たします。
程なくしてメジャーデビューとなりますが、当初は3ピースでのバンドサウンドを主軸としたシンプルな編成の楽曲を発表していました。
サザンオールスターズやMr.Childrenのアレンジャーとして名を馳せた小林武史をプロデュースに迎え、次第にポップ色が強まっていきますが本作『ether [エーテル]』はその過渡期のような印象があります。
従来のソリッドなロックサウンド、小林さんとの化学反応で大成した売れ線ポップス、そのどちらも本作ではバランスよく楽しめてしまうのです。
普遍的な名盤
ロングヒットとなった代表曲「3月9日」、初のオリコンTOP10入りを果たした「モラトリアム」の勢いのままに、本アルバムでは週間2位を記録し最終的に40万枚を越える大ヒットとなりました。
改めてアルバムをじっくり聴くと、ブレイクも納得の彩り豊かな名曲揃いだと感じざるを得ません。
「3月9日」はもはや説明不要ですが、シンプルなロックサウンドが光る「モラトリアム」「アカシア」、小林さんの手で一気に売れ線に弾けた「南風」…と先行シングルの充実度からして目を見張るものがあります。
もちろんアルバム曲も耳に残る名曲が目白押しです!
ストリングスを大々的に導入した「春夏秋冬」や「深呼吸」はひたすらに聴きやすく、藤巻さんによる美メロが光る「永遠と一瞬」「ドッグイヤー」辺りは比較的コンパクトなアレンジながらも明らかに楽曲の精度が上がっていて引き込まれます。
全曲を通じてですが、個人的にレミオロメンは日本の四季を音で表現することに長けている印象があって、その持ち味が最大限に活かされているところも本作を名盤たらしめている要素だと感じますね。
ストリングスやキーボードに彩られながらも派手な感触を与えすぎることはなく、どの曲も普遍性に満ちていて実に味わい深いです。
再始動への望み
本作、そして年末にリリースされた「粉雪」の大ヒットによって一躍スターダムにのし上がったレミオロメンですが、大ブレイクに伴う疲弊も少なからずあったようで最終的には2012年に活動休止を発表します。
以降、メンバー各々でソロ活動を続けながらも活動再開は未だ実現していません。
前田さんが地元・山梨で起業したこともあり、バンド活動へのまとまった時間が確保できないという事情もありそうですが、度々漏れ伝わるメンバー仲の良さからも再始動を望む声は根強いです。
個人的にも3人揃ったステージを観たい気持ちは強くありますが、藤巻さんのソロ作品などを通じてメンバー間の関わりが健在であることに安心しているため、これからも焦らず待ち続けたいと思います。
【追記】
2025年12月6日、レミオロメン14年振りの活動再開が発表されましたね!
これから先、いったいどんな形で我々を楽しませてくれるのか、ワクワクが止まりません!
久々のアルバム感想でありながらこざっぱりとした内容で恐縮ですが、今回もここまでご覧いただきありがとうございました!


