【追記】
YouTubeの映像は2020/12/20で公開終了しました。
これはすごい!!
コロナ禍のためライブ・コンサートが次々に延期となり、中止せざるを得ないイベントも多い状況ですが、このSTAY HOME期間にYouTubeでライブ映像やMVを公開してくれているミュージシャンが沢山いらっしゃいます。
B’zやASKAさんなどは(ほぼ)全ての歴代ライブ映像作品を期間限定で公開してくれていますが、それでも普通は一般販売されている作品を公開するよね、と思っていたら…
なんと我らがスピッツ様。
2015年に劇場公開し、今後パッケージ化の予定は無いとしていたレア映像『横浜サンセット2013 -劇場版-』をYouTubeで公開してくださいました…!
もう二度とお目にかかれない映像だと思っていたので、嬉しすぎます。
この映像は2015年当時、埼玉県内の映画館でバッチリ鑑賞したんですよ。
前回記事(コブクロの振り返りライブレポ)の続きになるのですが、中高の頃はいろんな音楽を聴くようになったにも関わらず、とてもライブに行けるような状況ではなくて。
時は経ち2015年、2本のライブフィルムがほぼ同時期に全国公開されました。
それがMr.Childrenの『REFLECTION』と、今回ご紹介するスピッツの『横浜サンセット2013』だったのです。
生でライブを味わう気力も無くなっていた頃でしたが、きっと映画館でなら楽しめる!と思い、せっかくのチャンスだったのでそれぞれ鑑賞しました。
Mr.Childrenのほうは、ロックバンドとしての復活を高らかに宣言するかのような熱量に満ちたライブフィルムでした。
内容そのものも良かったですが、このとき久しぶりにライブを観る感覚が戻りつつあったのも嬉しかったです。
そこから数ヶ月でスピッツのほうも観ることになるわけですが、埼玉県内では上映会場が限られる中(交流のあるレビューサイトの管理人さんも近場では観られないと言っていたような)、なんと隣町の映画館で鑑賞できたんです。
当時は受験勉強のために市内の図書館に入り浸っていたのですが、徒歩30秒ほどでシアターに到着。
あっという間の濃密な2時間でしたね~。
この時はまだライブDVDを1作も持っていなかったので、スピッツのライブの全編を観るのはこれが初めてでした。
楽曲の素晴らしさ、少し意外にも思える尖ったロックサウンド、ユルいMCとのギャップ…そのどれもに新鮮な衝撃がありました。
このままライブが終わらないでほしいと思いながら、横浜の夕暮れを背に演奏するスピッツの姿を目に焼き付けましたが、一生に一度の光景だと思っていたので今回のYouTube公開は嬉しかったです。
当時は先代ブログにて感想記事を書いたのですが、改めて書き直すことにしました!
フォーマットはある程度、当時のものを踏襲しております。
映画『スピッツ 横浜サンセット2013 -劇場版-』
▪️2013年9月14日
▪️横浜・赤レンガパーク特設会場
2013年晩夏に開催されたスピッツのワンマンライブの映像をノーカットで収録。
以下、YouTubeで映像を見ながら各楽曲の大まかな感想を綴っていきます。
1. 恋のうた
まさかの1曲目!
デビュー前、スピッツがパンクバンドから現在のスタイルに方向転換したとされるターニングポイント的1曲だけれど、いきなりこれを聴けるとは。
キー下げに加え、原曲よりもバンドサウンドを押し出したアレンジになっていてカッコよかったです。
2. 涙がキラリ☆
言わずと知れたヒットシングルだけど、確かオリコン集計だとミリオンにギリギリ届いていないんですよね。
七夕ソングとして扱われることも多いですが、夏の終わりにもピッタリです。
改めて見ると、イントロのギターフレーズはマサムネさんが弾いていたのね。
3. みそか
アルバム『スーベニア』ではラストを飾り、まだまだこれからだぜ的な意気込みが感じられる激しいロックナンバーですが、本ライブでは序盤での演奏。
配置の違いによって印象が大きく変わるけれど、これも名曲です。
また、このライブ映像の見所はMCもノーカットで収められているところですね。
たどたどしいトークにほっこりとします。
4. ハチミツ
セールス最盛期を象徴する名盤『ハチミツ』のタイトルチューンなだけあって、煌びやかでポップな側面が耳に残る楽曲ですが、笹路プロデューサーによるポップな成分は鳴りを潜めていてロック色の強い攻撃的なアレンジに。
これにはビックリしました!
マサムネさんの歌詞飛びにも萌えましたw
5. 僕はきっと旅に出る
当時の最新アルバム『小さな生き物』ではラストに配置されていたけれど、意外にもかなり序盤での登場。
今聴くと、涙が出そうになるくらい良い曲ですね…。
6. 夏が終わる
この時季にピッタリの曲ですね!
レアな選曲ながら、映画館で観た時もすごく嬉しかったのを覚えています。
「ハチミツ」と同様に力強いバンドサウンドに生まれ変わっていて、熱いロックサウンドもここぞとばかりに映えます。
7. 小さな生き物
8. さらさら
最新アルバム『小さな生き物』からMCを挟んで2曲。
このアルバムの曲は音源だと比較的コンパクトにまとまっている感じもするんだけど、ライブだとどっしりとした重厚なサウンドになっていて良いですね。生演奏の醍醐味。
あとテツヤさんの喋りは面白い。
9. ルキンフォー
僕にとっての人生の応援歌。Mr.Childrenでいうところの「終わりなき旅」的ポジションです。
幾度となくこの曲に救われたので思い出深く、このタイミングで聴けて嬉しかったです。
10. 運命の人
アルバム『フェイクファー』に収録されたキー下げバージョンでの披露。
かなり演奏頻度が高いんだけどそれも納得な、良い感じにノれる曲です。
11. りありてぃ
12. ランプ
だいぶ日も暮れてきたタイミングで、最新アルバム『小さな生き物』から2曲を演奏。
「りありてぃ」はアルバム内で一番ロックな曲だったけれど、この時代にこそ突き刺さるメッセージ性の強い楽曲でもあります。
「ランプ」の暗闇で光る確かな優しさ、とても沁みますね。
MCではロックミュージシャンっぽい煽りを入れなくても充分に成り立つし、しっかりと盛り上がるのがスピッツというバンドの凄いところです。
13. アパート
14. 月に帰る
マニアックで懐かしい選曲!
映画館で観た当時はどちらもあまり印象深い曲ではなかったけれど、初期のアルバムをしっかり聴き込んでから改めて見ると非常に良いですね。
特に「月に帰る」の幻想的なリフは横浜の夜空にピッタリです。ファンタジックというか。
15. チェリー
16. 渚
どちらも大ヒットシングルにしてダントツの代表曲ゆえか、会場の歓声が半端ないですね(映画館でも盛り上がっていました)。
笹路さんの時の曲をライブで演ると、必然的にキラキラ感が削がれてロックテイストに生まれ変わるので、音源と明らかに違うという新鮮味があります。
17. 恋する凡人
18. 8823
19. メモリーズ・カスタム
ライブ定番の盛り上げナンバーを3連打。
マサムネさんはほとんど観客を煽らないけれど、バンドの熱量だけで自然と盛り上がる空気が生まれているのが良いですね。
改めて、全員の演奏が上手すぎる。
このライブでは﨑ちゃんのドラム(スネア)の響きがいつもと少し違うように感じたのは気のせい…?
アドレナリンが出まくりの楽しい時間です。
20. 海を見に行こう
本編ラストはまさかのアコースティックナンバー!…と思っていたのですが、ライブらしく強めのバンドサウンドでカッコよく決まりました。
映画館でこのテイクを観てからというもの、この曲の個人的なイメージはよこはまコスモワールドのアトラクションになりました。
どことなくこの曲のアレンジに遊園地のようなノスタルジーを感じてしまいます。
EN1. ヒバリのこころ
アンコール1曲目は記念すべきメジャーデビュー曲。これを聴けて嬉しかったです!
この曲がある限り、スピッツは頼もしいロックバンドですね。
メンバー紹介
個人的にスピッツのMCといえば、このメンバー紹介が毎回面白くて。
メンバー同士の掛け合いが微笑ましくていくらでも見られるのです。
なぜライブDVDでは毎度トークをカットするのかが不思議に思えるほど…。
クージーと﨑ちゃんが会場の記念撮影を行うシーンでは、スマートフォンって2013年には普及していたんだよな…と非常にどうでもいい感想が浮かびました(笑)。
EN2. ベビーフェイス
大ヒットシングル「空も飛べるはず」…のカップリング曲。
今回はそれも「ロビンソン」も演奏されず、代わりにマイナーな曲を沢山披露してくれたのだけど、充分すぎる満足感を与えてくれる楽曲と演奏の素晴らしさにグッときます。
本ライブでは全14作のアルバムから満遍なく選曲していたと知り、驚きました。
それにしてもこの曲、明るい曲調とは裏腹に歌詞が切ないんだよな。
EN3. 夢追い虫
オーラスは、夢を追い続ける前向きさが漲るこの名曲。
最後の最後まで、田村さんは暴れますw
シングルの中でもトップクラスの名曲だと思うのですが、なかなかライブ映像が見当たらないなと思っていたので、ここで映像にしっかり残ったのは嬉しいポイントです。
徹頭徹尾、文句のつけようがない最高のライブでした!!
エンドロール
ここでのBGMは文字通り「エンドロールには早すぎる」というシャレのような選曲でした。
余韻がとても心地よいです!
というわけで、5年ぶりに映像を視聴しながらいろいろと語ってみました。
映画館で観た日のことを懐かしく思い出しましたけれども、このあと何作もライブDVDを観てからここに戻ると、スピッツのライブは本当にブレないなぁと改めて感じます。
繰り返しになりますが、今回この映像をUPしてくださったスピッツの皆さんと運営一同には感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました!


